京都大学の緒方博之教授らが参加した国際共同研究チームは、目に見えないプランクトンの世界の大規模調査を行い、多数の遺伝子情報などを得ることに成功した。
05/26 15:13
北海道大学の相馬雅代准教授らによる研究グループは、文鳥は求愛歌(さえずり)の特定のフレーズにあわせて嘴を鳴らしていることを発見した。
05/23 16:10
理化学研究所の大熊盛也室長らの研究チームは、シロアリの腸内に共生するセルロースを分解する原生生物の細胞内共生細菌の多重の機能を解明し、シロアリが腸内微生物によって高効率にエネルギーと栄養を獲得する仕組みを明らかにした。
05/14 20:56
4月25日に発生したネパール地震により、カトマンズの北方から約30km東方にかけて最大1.2m以上地殻変動が起きたことが、国土交通省国土地理院の解析によりわかった。
05/06 11:55
東北大学の深澤知里研究員・河田雅圭教授らは、オトシブミの多様な植物加工法は、幼虫に寄生する捕食寄生者である寄生蜂の種の構成と関係していることを明らかにした。
04/30 16:47
国立極地研究所の渡辺佑基助教を中心とする研究グループは、マグロ類やホホジロザメなどの体温の高い魚は、遊泳スピードにおいても、回遊距離の長さにおいても、普通の魚のレベルを越えており、むしろペンギンやクジラなどの恒温動物に近いことを初めて科学的に明らかにした。
04/21 21:42
北海道大学の松林順博士後期課程大学院生らによる研究グループは、北海道に生息するヒグマを対象に安定同位体分析を用いた食性解析を行い、かつてのヒグマは現代に比べてシカやサケといった動物質を多く利用していたことを明らかにした。
03/29 23:20
海洋研究開発機構の稲垣史生上席研究員・諸野祐樹主任研究員らによる研究グループは、南太平洋環流域の海底を米科学掘削船「ジョイデス・レゾリューション号」で掘削し、極めて代謝活性が低い好気性の微生物が生息する「超低栄養生命圏」が存在することを発見した。
03/20 10:41
2013年に海底火山の噴火でできた小笠原諸島・西之島近海の新島が西之島とつながったことは2013年に報じられているが、この新島は噴火から1年以上たった現在でも成長を続けており、これにより西之島の標高が137mに達したという。
03/20 10:32
基礎生物学研究所などによる研究グループは、食虫植物サラセニアは、葉の特定の場所で細胞の分裂方向を変えるという細胞レベルの変化で、平らな葉から袋への大きな形の変化が引き起こされていることを明らかにした。
03/18 11:43
北海道大学の寺尾勘太大学院生・水波誠教授らによる研究グループは、コオロギの学習は予測誤差理論で説明できることを明らかにした。
03/13 14:31
産業技術総合研究所の二橋亮主任研究員・深津武馬首席研究グループ長らによる研究グループは、トンボは色覚に関わる光センサーを作り出すオプシン遺伝子を15~33種類も持つことを発見した。
02/26 13:41
海洋研究開発機構は24日、世界最深の海であるマリアナ海溝チャレンジャー海淵内の超深海(水深6000m以深)に、上層に拡がる深海水塊とは明瞭に異なる微生物生態系である、独自の超深海・海溝生命圏が存在することを世界で初めて明らかにしたと発表した。
02/24 13:33
北海道大学などによる研究グループは、こでまで28 種がいるとされていたダンゴウオ科魚類のうち、コンペイトウ・コブフウセンウオ・ナメフウセンウオは、実は同種であったことを明らかにした。
02/22 23:38