岡山大学の濱田良真大学院生・富岡憲治教授らの研究グループは、フタホシコオロギの切断された脚が元通りの形に再生できるのは、エピジェネティック因子(E(z)、Utx)が脚の形づくりに関わる遺伝子を調節することに起因することを解明した。
09/26 18:22
京都大学の狩野文浩霊長類研究所特定助教と平田聡野生動物研究センター教授は18日、チンパンジーとボノボが一度見た動画の内容を記憶していることを発見したと発表した。
09/18 15:51
南アフリカ・ヨハネスブルク郊外の洞窟でヒト属(ホモ属)の新種が発見され、ホモ・ナレディ(Homo naledi)と名付けられたそうだ。
09/15 08:52
北海道大学は、北海道苫小牧地方の湿帯において、チュウヒという湿地性の猛禽類の繁殖成功度を3年間調べ、チュウヒの繁殖成功度が高い湿地を保全すれば、その他の小鳥の繁殖成功度の高い地域も保全できることを明らかにした。
09/11 22:46
筑波大学の町田龍一郎教授、アレクサンダー・ブランケ特別研究員らは、昆虫類の口器の祖先型を明らかにし、昆虫類の口器の進化に関する新たな見方を提唱した。
09/02 21:38
クロアチアで、1600万年前から260万年前の新生代に生息していたとされるサメ「メガロドン」の歯と思われる化石が発見されたそうだ。
08/26 21:12
東アフリカとユーラシアに生息するイヌ科イヌ属のキンイロジャッカルだが、実は東アフリカに生息するものとユーラシアに生息するものはそれぞれ異なる種で、その一方は新種のオオカミであるという論文が発表された。
08/07 16:45
農業生物資源研究所・小松田隆夫上級研究員および岡山大学資源植物科学研究所・佐藤和広教授らの研究チームが、欧州などに分布する栽培オオムギは約1万年前に南レバント(イスラエル)で突然変異したものの子孫で、また日本などに分布する栽培オオムギはその後北レバント(北西シリアから南東トルコ)で起きた別の突然変異の子孫であることを発見した。
08/06 18:57
京都大学の鈴木(橋戸)南美博士後期課程学生、今井啓雄准教授らの研究グループは、ニホンザルでもPTC(フェニルチオカルバミド)に対する苦味を感じない個体がいることを発見した。
07/30 21:59
活発な火山活動が続いている箱根山では降灰が確認されているが、気象庁は火山灰の噴出が短時間だったことから「現象は噴火だが、住民の不安をあおるなどの防災上の影響もあるので、噴火との表現は適切でない」としているという。
07/23 19:21
中国を中心とした日本・韓国・スウェーデンの国際研究チームは、中国南部の江西省に分布する白亜紀末(約8360〜6600万年前)の南雄層から、新属新種のオヴィラプトル科を発見し、これをフアナンサウルス・ガンジョウエンシスと命名した。
07/07 21:35
兵庫県立人と自然の博物館は29日、丹波市山南町に分布する篠山層群から発見された恐竜卵殻化石の標本の中に、5種類の日本初発見の卵殻化石が含まれており、そのうちの1種類は、新卵属・新卵種であることが判明したと発表した。
06/30 22:26
北海道大学は、エゾサンショウウオの幼生が、環境に応じて柔軟に形態を変化させる際に起きる遺伝子の発現変化を明らかにした。
06/19 19:57
京都大学の松沢哲郎教授らの国際共同研究チームは、野生チンパンジーがアルコールを含んだものを嫌悪することなく採食することを発見した。
06/17 16:15
京都大学の千々岩眸博士後期課程学生・藤田和生教授らの研究グループは、イヌが、飼い主に対して協力的に振る舞わない実験者から食物をもらうことを回避し、自身の利益には関わらない場面で、第三者的視点から他者を感情的に評価することを解明した。
06/14 20:58
京都大学の越川滋行特定助教らの研究グループは、ショウジョウバエを使った実験で、動物の新しい特徴が進化する仕組みを明らかにした。
06/04 16:11