ペットとして人気の淡水性のカニ「バンパイアクラブ」の一部が新種であることが判明

2015年3月20日 17:59

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 ペットとして人気の「バンパイアクラブ」の一部が新種であることが判明したという。これらのカニは何年も前からペット市場に出回っていたが、それがどこで捕獲されていたのかはよく分からなかったという(ナショナル・ジオグラフィックス)。

 新種と判明した2種のバンパイアクラブは紫色のハサミを持つ「Geosesarma dennerle」と、赤いハサミを持つ「Geosesarma hagen」。どちらも色鮮やかで、確かに観賞用として人気が出そうではある。これらは東南アジアのペットディーラーが捕獲・販売しており、その入手ルートを明らかにしていないケースも多いという。今回の2種はそれぞれ狭い範囲でしか生息していないというのも発見されていなかった理由のようだ。インドネシアにはほかにも新種のカニがいる可能性が高いそうだ。

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