九州大学の久米篤教授らの研究グループは、太陽からの光の色(直達日射)と空の色(散乱日射)に分けて空全体の色を精密に観測する装置を開発し、陸上植物の葉は、直達日射の最も強い波長域の吸収を避けるような性質を持つことを明らかにした。
03/31 23:12
京都大学のJulie Duboscq日本学術振興会外国人特別研究員、Andrew
MacIntosh特定准教授らの研究グループは、宮崎県幸島に生息するメスのニホンザルに寄生するシラミ数を検証し、毛づくろいされる機会が多い個体ほど寄生しているシラミが少ない傾向が見られることを明らかにした。
03/26 14:24
米食品医薬品局(FDA)は11日、フロリダ州で計画されている遺伝子操作したオスのネッタイシマカを放出する実験について、環境への影響は少ないとの事前判断を示した。
03/14 11:27
慶應義塾大学の渡辺茂名誉教授と麻布大学の菊水健史教授らは、オスのマウスが他のマウスの性行動のビデオを見たがることを実験で確認した。
03/09 18:28
東北大学のVladimiros Thoma大学院生と谷本拓教授らを中心とした研究グループは、ショウジョウバエの「足」にある味覚神経細胞が、食物を探し出すために必須であることを明らかにした。
03/03 23:06
福井県立恐竜博物館 (FPDM)と福井県立大学は2月26日、同県勝山市北谷町で2007年8月に発掘された小型の獣脚類の化石が、原始的なコエルロサウルス類マニラプトル形類の新属新種の恐竜と判明したと発表した。
02/29 22:41
北海道大学の長谷川英祐准教授らによる研究グループは、働かないアリはコロニーの長期的存続に欠かせないことを明らかにした。
02/27 12:08
アリの集団には必ず8割の働くアリと2割の働かないアリが居る、という逸話は非常に有名だと思われるが、北海道大などの研究チームの調査の結果、これらは働くアリが疲れた時に代わりに働く交代要員であることが明らかになったという(北海道新聞、毎日新聞)。
02/19 20:10
脳も腸もなく、生殖器や肛門もないという「珍渦虫(ちんうずむし)」を系統発生的に分析した結果、旧口動物の系統基部か初期の左右相称動物として位置付けられたそうだ。
02/07 18:02
2015年は世界各地で高い気温が記録されたが、米航空宇宙局(NASA)と米海洋大気局(NOAA)が、2015年は観測史上最も暑い年だったことを発表した。
01/27 17:55
海洋研究開発機構(JAMSTEC)のパスカル・オエットリ特任研究員、森岡優志研究員、山形俊男上席研究員は、西アフリカのダカール沿岸に発生する地域的な大気海洋結合現象を世界で初めて発見し、「ダカール・ニーニョ/ニーニャ」と命名した。
01/11 16:24
深海に生息する甲殻類の一種である「ダイオウグソクムシ」が摂食する姿を名古屋市の名古屋港水族館が撮影に成功したそうだ。
12/22 19:11
京都大学の友永雅己准教授・松沢哲郎教授らの国際研究グループは、ウマ、チンパンジー、ヒト、イルカは、曲線や直線といった共通の要素を含む図形が類似して知覚される傾向にあることを明らかにした。
12/02 15:52
北海道大学は、一夫一妻制で雌雄ともにさえずり踊ることができるルリガシラセイキチョウのダンス行動をハイスピードカメラで撮影することにより、ヒトの目では捉えることができない非常に高速度で複雑なダンス行動を発見した。
11/27 23:02
京都大学の松本卓也博士後期課程学生らの研究グループは、先天的障害のあるチンパンジーの赤ん坊が2年近く生存した事例を観察し、母親が過去の子育てとは異なる方法で障害児のケアを行っていた点、他個体が障害児に対して恐れや攻撃といった特異な反応を示さなかった点などを明らかにした。
11/14 22:05