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サイエンスのニュース(ページ 44)

東大など、薬による不整脈の発生リスクを予測するシステムを開発

東京大学の岡田純一特任講師らの共同研究グループは、分子機能に基づく心臓のコンピュータモデルUT-Heartを使用して、薬による不整脈の発生リスクを正確に予測するシステムを世界で初めて開発した。
05/08 11:09

高齢者水頭症に対して、脳を傷つけない治療法「L-Pシャント術」の有用性が明らかに

東北大学の森悦朗教授らのグループは、特発性正常圧水頭症に対する腰部くも膜下腔腹腔脳脊髄液短絡術(L-Pシャント術)の有用性を、多施設共同臨床試験により世界で初めて立証した。
05/06 21:05

ADHDの薬物治療効果を内服前に予測できる可能性―東大

東京大学の石井礼花助教らの研究グループは、塩酸メチルフェニデートを内服した後の光トポグラフィーの信号が高くなるほど、1カ月後の治療効果が高くなることを明らかにした。
05/05 17:00

熊本大、難治性の乳がん再発のメカニズムを明らかに

熊本大学は、高速シーケンサーの解析を用いて、ヒトの乳がん再発過程において、エストロゲン受容体をつくるESR1遺伝子が高発現することに、新規の非コードRNA「エレノア」が関わっていることを発見した。
05/05 12:45

東大、「水をはじく表面」近くでは塩が溶けにくいことを発見―汚れにくい表面材料の開発に期待

東京大学の伊藤喜光助教・相田卓三教授らの研究グループは、水をはじく性質を持つ材料表面の近傍では、塩が水に溶けにくくなることを発見した。
05/05 12:18

日本人児童の顔認知は13歳程度で成熟―人種で相違がある可能性

自然科学研究機構の柿木隆介教授・三木研作助教は、日本人学童における顔認知発達過程を詳細に解明することに成功した。
05/04 16:39

理研、太陽光エネルギーを水素としてして貯蔵できるシステムを開発

理化学研究所の中村振一郎特別招聘研究員・藤井克司客員研究員らの研究チームは、太陽光エネルギーを水素として貯蔵する、安価で簡便なシステムを構築することに成功した。
05/02 15:37

岡山大、心筋梗塞の進行を食い止める新しいメカニズムを発見

岡山大学の高橋賢助教・成瀬恵治教授らの研究グループは、ラット心筋細胞を用いた実験によって、心臓細胞のイオンチャネルTRPM4の発現を抑制することで、心筋梗塞の進行を抑えられることを明らかにした。
05/02 15:34

身体の位置によって、脳からの運動指令が変換されるメカニズムが明らかに

国立精神・神経医療研究センターの関和彦部長らは、霊長類における脊髄の神経細胞が脳からの運動指令を変換して、多くの手指の筋肉を制御しているメカニズムを明らかにした。
05/01 15:47

自閉症スペクトラム障害者は表情模倣が少ない―社会性の障害の強さと関連

京都大学の義村さや香医学研究科助教らの研究グループは、自閉症スペクトラム障害群は、目に見えるレベルでの表情模倣の頻度が低下しており、表情模倣の頻度が低下するほど社会性の障害が強いことを明らかにした。
05/01 15:23

東大、液体・液体転移を支配する秩序構造を発見―液体に階層的な構造が存在

東京大学の田中肇教授らの研究グループは、常圧下で液体・液体転移を示す分子性液体の亜リン酸トリフェニルを用いて、液体・液体転移を支配する隠れた秩序構造を実験的に同定することに成功した。
04/30 16:43

現生人類とネアンデルタール人の石器技術に大差はなかった―通説覆す研究結果

名古屋大学の門脇誠二助教などによる研究グループは、西アジアからヨーロッパへ革新的な石器技術が拡散したという通説の根拠となる石器標本と年代データを見直し、従来説とは逆に、革新的な石器技術は西アジアよりもヨーロッパの方で古く発生した可能性が十分あることを示した。
04/29 14:34

東北大、カーボンナノチューブで生体分子活性を制御することに成功

東北大学の井上裕一助教と石島秋彦教授らは、カーボンナノチューブ1本上で生体分子モーターの運動活性を観察し、レーザー照射によって運動速度を制御する新技術を開発した。
04/29 13:02

「五角形グラフェン」の可能性

蜂の巣のような六角形の格子状に炭素原子が並んだ物質はグラフェンと呼ばれ近年注目されているが、炭素原子を五角形の格子状に並べた物質「五角形グラフェン」が存在できる可能性が明らかになった。
04/27 11:26

ヒト細胞が放射線による損傷を感知して修復する仕組みが明らかに―東北大

東北大学の宇井彩子博士・安井明教授らのグループは、放射線の最も深刻な影響であるDNAの二本鎖切断が生じた近傍の転写(DNAの情報をRNAに読み取る過程)が止まる仕組みを解明した。
04/26 17:59

東大、記憶を思い出す際の脳内信号の伝播原理を明らかに

東京大学の竹田真己元特任講師らの研究グループは、サルが記憶を思い出している際に、認知機能や記憶の中枢として知られる大脳の側頭葉で、高次領域から送られる信号によって低次領域の皮質層間にまたがる神経回路が活性化されることを明らかにした。
04/26 17:44

理研、摘出した臓器を長期保存・蘇生する技術を開発

理化学研究所の辻孝チームリーダーらの共同研究グループは、ラットから摘出した臓器を長期保存し機能を蘇生する技術を開発した。
04/25 21:12

理研、哺乳類と爬虫類・鳥類は、異なるメカニズムで鼓膜を獲得したことを明らかに

理化学研究所の倉谷滋主任研究員らの共同研究グループは、マウスとニワトリの胚発生において同じ遺伝子の働きを抑える実験を行い、進化の中で哺乳類系統と爬虫類-鳥類系統がそれぞれ独自の発生メカニズムにより鼓膜を獲得したことを明らかにした。
04/25 10:09

歯周病は、関節リウマチの発症に関わっている可能性―京大

京都大学の橋本求特定助教・別所和久教授を中心とする共同研究グループは、約1万人の健常人を対象とした疫学調査、および京大病院リウマチセンターを未治療・未診断で受診した72名の関節痛患者の追跡調査によって、歯周病の罹患が関節リウマチの発症に影響を与える可能性があることを明らかにした。
04/24 16:40

筑波大、雄マウスの攻撃行動の強度を制御しているメカニズムを明らかに

筑波大学の高橋阿貴助教と国立遺伝学研究所の小出剛准教授らは、雄マウスを用いた実験によって、セロトニン神経系が存在する背側縫線核においてグルタミン酸の入力が増加することで、雄マウスの攻撃行動が高ぶることを明らかにした。
04/24 16:37

理研、スペースデブリを除去する技術を考案―高強度レーザーで大気圏に再突入

理化学研究所の戎崎俊一主任研究員・和田智之グループディレクターらの共同研究グル―プは、スペースデブリ(宇宙ゴミ)に軌道上から高強度レーザーを照射することで、地球大気に再突入させて除去することが可能であることを明らかにした。
04/23 13:31

東北大、五角形のグラフェンを発見―ユニークな新素材の開発に期待

東北大学の川添良幸教授の研究グループは、第一原理シミュレーション計算により、通常のグラフェンとは全く異なる物性を有するペンタグラフェン(五角形のグラフェン)の理論設計に成功した。
04/22 22:03

アトピー性皮膚炎は、細菌バランスの異常で引き起こされる―慶應大など

慶應義塾大学医学部皮膚科学教室と米国 National Institutes of Health の永尾圭介博士との研究グループは、アトピー性皮膚炎における皮膚炎が黄色ブドウ球菌などの異常細菌巣によって引き起こされることを、マウスを用いて解明した。
04/22 17:07

横浜市大など、立体的な臓器の芽を人工的に作製する培養手法を確立

横浜市立大学の武部貴則准教授らの共同研究グループは、立体的な器官原基(臓器の芽)を人為的に創出する汎用的な培養手法を確立した。
04/21 22:46

融点2000度超のホウ素融体の電子構造を初めて解明―金属ではなく半導体

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の岡田純平助教らによる研究グループは、宇宙実験技術「静電浮遊法」と大型放射光施設SPring-8を用いて、溶融したホウ素の電子構造を解明することに世界で初めて成功した。
04/21 14:06

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