金沢大学がん進展制御研究所の大島正伸教授を代表とする研究グループは16日、JST戦略的創造研究推進事業の一環として、モデルマウスを用いた遺伝学的解析により、慢性炎症反応が誘導する大腸がん悪性化の仕組みについて明らかにしたと発表した。
02/17 16:53
東京大学の船守展正准教授らによる研究グループは、ミュオン・スピン回転法を用いて、石英の高圧相鉱物であるスティショフ石に注入されたミュオンの状態を調べ、それが電子1個を束縛したミュオニウムとして格子間位置に存在することを発見した。
02/16 20:18
京都大学は10日、理学研究科中川尚史准教授らの研究グループが、ニホンザルでは初めて、挨拶行動の文化と呼べる社会的慣習「抱擁行動」がみられることを発見したと発表した。
02/15 18:21
東京大学医学部附属病院の山岨達也教授・菊田周助教らによる研究グループは、新しく生まれた嗅細胞は7~14日目に匂い入力がないと、既存の神経回路に組み込まれずに細胞死に至ることを明らかにした。
02/14 21:52
京都大学の小野田雄介助教らによる研究グループは、陸上植物の葉がなぜ薄くても壊れずに長期間その構造を維持できるのかについて、そのメカニズムを明らかにした。
02/14 12:12
東北大学の八尾寛教授らによる研究グループは、緑藻クラミドモナスに見られる光応答性イオンチャネルの改変体を筋芽細胞に組み込むことで、光に対して感受性を持つ筋細胞を開発すること、さらにその細胞に光を照射することで収縮能力を獲得した骨格筋細胞に成熟させることに成功した。
02/12 15:18
大阪大学の坂和洋一准教授・高部英明教授らによる研究グループは、米国の大型レーザー「OMEGA」を使って宇宙の極限でしか実現しない秒速1千キロを越える対向する2つの超高速プラズマ流を生成し、磁場不安定性によって乱流磁場が作られて行く様子を実験で観測することに成功した。
02/12 13:04
乳幼児に対する言語的働きかけ、反応や小児における親子の相互作用、特に言語のそれの量が、言語スキルや言語知識といった言語発達指標を長期的に上昇させることが数多くの横断心理学研究や縦断心理学研究により明らかにされてきた。
02/12 11:26
東京大学の香取秀俊教授らによる研究グループは、低温環境で原子の高精度分光を行う光格子時計を開発し、2台の時計が2×10の-18乗の精度で一致することを実証した。
02/11 20:26
東京大学大学の清水敏之教授らによる研究グループは、微生物の侵入を感知して自然免疫応答を活性化するTLR9受容体の詳細な立体構造を世界で初めて明らかにした。
02/11 20:25
奈良先端科学技術大学院大学は9日、花を咲かせるホルモン「フロリゲン」が、花芽を作るために茎の先端に移動して働く過程の可視化に成功したと発表した。
02/10 22:38
理化学研究所の宮島大吾特別研究員らによる研究グループは、試験管中で原料を混ぜるだけで高分子を精密に合成する方法を開発した。
02/10 16:10
筑波大学の田宮菜奈子教授・小林洋子大学院生らによる研究グループは、2007年の国民生活基礎調査を用いて、聴覚障害のある女性は「配偶者がいない」「喫煙している」「精神的健康状態が悪い」等の割合が高いことを明らかにした。
02/10 14:36
大阪大学の古川貴久教授・佐貫理佳子助教らによる研究グループは、網膜視細胞のシナプスが正常な位置に形成される仕組みと、それが動体視力に必須であることを明らかにした。
02/08 21:30
理化学研究所の馬塚れい子チームリーダー・アンドリュ・マーティン研究員らによる研究グループは、母親が赤ちゃんに話しかけるときの音声が、大人同士で話すときほど明瞭ではないことを発見した。
02/08 21:29
大阪大学 蛋白質研究所 分子発生学研究室の古川貴久教授と佐貫理佳子助教らの研究グループは6日、網膜視細胞のシナプスが正常な位置に形成されるしくみを明らかにし、動体視力に必須であることを示したと発表した。
02/08 18:37
早稲田大学の大島登志男教授らによる研究グループは、細胞骨格を制御するタンパク質CRMP4を抑制することで、神経再生を阻害するいくつかの因子を同等にブロックできることを明らかにした。
02/07 19:02
群馬大学の橘熊野助教らによる研究グループは、バイオマス資源から、ポリエチレンテレフタレート(PET樹脂)の原料であるテレフタル酸を生産する方法を開発した。
02/07 17:04
京都大学は5日、松岡雅雄ウイルス研究所教授、安永純一朗同講師らと霊長類研究所の研究グループが、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(humaHTLV-1)が、成熟Tリンパ球を標的とする理由を解明することに成功したと発表した。
02/06 16:13
筑波大学のBogdan Enescu准教授らによる研究グループは、2011年東北沖地震後に見られる応力回復が従来考えられているよりもかなり急速に進んでおり、現在既に同地震前の応力状態に近くなっていることを明らかにした。
02/06 12:32
東北大学の竹内光准教授・川島隆太教授らによる研究グループは、小児の縦断追跡データを用いて、長時間親子で一緒に過ごすことが、言語的理解や非言語的コミュニケーションの理解などに関わる脳領域や言語理解機能に好影響を与えていることを明らかにした。
02/06 12:11