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サイエンスのニュース(ページ 42)

筑波大、軽い運動が記憶力を高める仕組みの一端を明らかに

筑波大学の征矢英昭教授・ラクワールランディープ教授の研究グループは、ラットを使った実験で、低強度運動でのみ新生細胞の成熟が促進されること、低強度運動では高強度運動の約1.5倍の数の遺伝子に変化が見られ、それらの大半(93%)が低強度特異的に変化することを明らかにした。
06/13 21:24

人の顔の特徴を言葉で表すと記憶が歪められる―名大

名古屋大学の波多野文大学院生らによる研究グループは、人間の顔は、いったん覚えた後に、「目が大きい」「鼻が高い」などの特徴を言葉にすると、顔の記憶を間違って思い出してしまうことを明らかにした。
06/13 21:20

震災後2年目も沿岸部では高い抑うつ傾向―復興目的の健康調査で

東北大学は、宮城県の沿岸部の住民は、内陸部の住民と比べて抑うつ症状の有病率が高いことを明らかにした。
06/12 23:32

小鳥のヒナは、集中的な発声練習と休憩を繰り返しながら歌を習得する―北大

北海道大学の和多和宏准教授らによる研究グループは、小鳥のヒナと成鳥では、一日の中の発声練習「さえずり」の回数や頻度が異なることや、ヒナがさえずりの歌パターンを学習する過程を明らかにした。
06/12 23:16

北大、皮膚バリアが形成される分子機構を明らかに―アトピーの治療薬開発につながる可能性

北海道大学は、皮膚バリアの中でも最も重要な脂質「アシルセラミド」が産生される分子機構を明らかにした。
06/11 16:58

理研、非対称な光学迷彩装置を理論的に実証

理化学研究所理論科学研究推進グループ階層縦断型基礎物理学研究チームと東京工業大学量子ナノエレクトロニクス研究センターの共同研究チームが、非対称な光学迷彩を設計する理論を構築しました。
06/11 12:12

NIMS、光が表面のみを散乱せずに伝わるフォトニック結晶を発見

物質・材料研究機構の古月暁主任研究者・呉龍華NIMSジュニア研究員のグループは、光の透過や屈折を制御するフォトニック結晶において、光を含む電磁波が、表面のみを散乱することなく伝わる新しい原理を解明した。
06/10 17:07

理研など、「非対称な光学迷彩」の理論を構築―外が見える「透明マント」の実現に期待

理化学研究所の瀧雅人研究員らの共同研究チームは、非対称な光学迷彩を設計する理論を構築した。
06/10 16:24

東北大、節足動物の形作りのメカニズムの一端を解明

東北大学大学院生命科学研究科附属浅虫海洋生物学教育研究センター、中本章貴助教らの国際研究グループは9日、これまで明らかにされていなかった節足動物の体節形成機構を、甲虫類に属するコクヌストモドキ(Tribolium castaneum)を用いて細胞の振る舞いに着目して解析したと発表した。
06/09 16:11

理研、バセドウ病の発症に関わるHLA遺伝子配列を同定

理化学研究所の岡田随象客員研究員らの共同研究グループは、移植や免疫反応に関わるHLA遺伝子の個人差をコンピューター上で高精度かつ網羅的に解析する「HLA imputation法」を、日本人集団に適用するためのデータベースを開発し、「HLA imputation法」を大規模ゲノムワイド関連解析(GWAS)へ適用することで、日本人のバセドウ病の発症に関わるHLA遺伝子配列を同定した。
06/09 15:56

脳の働きを妨げる新たなたんぱく質が発見される

記憶に関係する脳の神経細胞の働きを妨げる新たなたんぱく質が発見されたそうだ。
06/08 21:53

東大とANA、「おもてなし」の科学的な研究に着手―習得プロセスや予測行動のモデル化目指す

東京大学とANA総合研究所は、『おもてなし』の科学的理解に向けた共同研究を開始した。
06/07 18:06

東大など、コバルト酸化物で「悪魔の階段」と呼ばれる磁気構造を解明

東京大学の和達大樹准教授らの研究グループは、巨大磁気抵抗を示すコバルト酸化物にスピン配列の周期として理論的に考え得る全ての状態が存在し、それらが磁場をかけることにより変化する様子を捉えることに成功した。
06/07 18:01

NIMS、フラーレンを使って再生医療用の細胞培養の足場を作成

物質・材料研究機構の南皓輔研究員らは、炭素材料の1つであるフラーレンの柱状結晶を用いて、細胞培養の足場となる材料の表面に、ナノスケールのパターンを形成することに成功した。
06/06 21:45

北大、風船のように膨らむバイオプラスチック生産微生物を開発

北海道大学は、バイオプラスチックの内圧によって膨張する「風船」の機能を獲得した大腸菌(微生物工場)を開発することに成功した。
06/06 21:36

北大、これまでの定説を覆す「量子トンネル効果」の振る舞いを明らかに

北海道大学は、固体有機物と水素・重水素原子との化学反応において、極めて同位体効果の小さい量子トンネル効果を発見した。
06/05 16:23

北大、地殻内からナノダイヤモンドを発見

北海道大学などの共同研究チームは、地殻内の低温・低圧の条件で、かんらん岩が水や二酸化炭素と反応してできた蛇紋岩(じゃもんがん)を分析し、大きさが数nmのナノダイヤモンドを発見した。
06/04 17:06

阪大、核融合燃料を2000万度まで加熱することに成功

大阪大学の北川米喜特任教授と有川安信講師らの研究チームは、世界最大のペタワットレーザー「LFEX」を用いて、核融合燃料をおよそ2000万度に加熱することに成功した。
05/31 23:15

理研、記憶形成のためにシナプス増強が必須ではないことを発見

理化学研究所の利根川進センター長らの研究チームは、従来記憶の保存に不可欠だと考えられていたシナプス増強がなくても、記憶が神経細胞群の回路に蓄えられていることを発見した。
05/31 22:50

東大など、サイボーグ超分子によって病原物質の起源を明らかに

東京大学の藤田誠教授らの研究グループは、精巧につくられたサイボーグ超分子を使って、病因物質であるタンパク質が細胞表面でどのように捕らえられているのかを明らかにした。
05/30 18:07

理研、塗って作れる有機薄膜太陽電池の変換効率を10%に向上

理化学研究所の尾坂格上級研究員・瀧宮和男グループディレクターらの共同研究チームは、半導体ポリマーを塗布して作る有機薄膜太陽電池(OPV)のエネルギー変換効率を、10%まで向上させることに成功した。
05/29 16:26

東大、量子もつれによって時空が生まれていることを明らかに 統一理論への貢献に期待

東京大学の大栗博司主任研究員らの研究グループは、一般相対性理論から導き出される重力の基礎となる時空が、さらに根本的な理論の「量子もつれ」から生まれる仕組みを解明した。
05/29 16:20

京大、映像に酔うと右脳と左脳の活動が乖離することを発見

京都大学の山本洋紀助教らの研究グループは、映像に酔ってしまうと映像の動きを検出する脳部位の活動が右脳と左脳の間で互いに乖離することを発見した。
05/27 16:15

岡山大、心臓の穴を閉じて片頭痛を治す国内初の治療を開始

岡山大学の赤木禎治准教授らのグループは、片頭痛患者に心臓の微小な穴がある場合にカテーテルを用いてその穴を閉鎖する治療を6月に開始する。
05/26 21:49

サルは“ゼロ”を認識している―東北大、ゼロに強く反応する脳細胞を発見

東北大学の虫明元(むしあけはじめ)教授・奥山澄人(おくやますみと)元助手らの研究グループは、サルを用いた実験で、脳に数の0(ゼロ)に強く反応する細胞があることを世界で初めて発見した。
05/26 21:26

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