自閉症というと、人との接触を拒み、自分の世界に入り込むといったイメージを持ちがちだが、東京大学などの研究グループは、「自閉症者は対人距離を短く取る」という研究結果をまとめた。
01/31 19:45
東北大学の本橋ほづみ教授と防衛医科大学校の松尾洋孝講師の研究グループは、生体の酸化ストレス応答を担う制御タンパク質NRF2の活性が、騒音性難聴のなりやすさに関連することを発見した。
01/30 16:05
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、熱帯熱マラリアの病原体であるマラリア原虫(P. falciparum)のひとつのタンパク質と、それに対して感染初期段階の生体防御反応を担う抗体分子が結合した三次元構造を明らかにした。
01/29 22:48
自然科学研究機構・生理学研究所の伊佐正教授らの共同研究チームは、脳出血を生じさせたラットに集中的なリハビリテーションを実施させることで、運動機能を司る大脳皮質の「運動野」から進化的に古い部位である脳幹の「赤核」へと伸びる軸索が増加し、この神経回路の強化が運動機能の回復に必要であることを明らかにした。
01/27 11:53
理化学研究所の大野博司グループディレクター・長田裕之グループディレクターらの共同研究グループは、エイズ(後天性免疫不全症候群)の原因ウイルスである「HIV-1」が細胞から細胞へと感染拡大する際の新たなメカニズムを解明した。
01/24 00:02
東京大学の苷蔗特任准教授らの研究グループは、ミストを用いた化学気相蒸着法により、薄膜を形成する際のミスト液滴挙動のモデル化と流動解析に取り組み、マイクロメーターサイズの液滴挙動の観察に成功した。
01/23 10:27
国立がん研究センターは21日、1日の歩行時間が30分未満などと少ない人は、1日の歩行時間が2時間以上などの人に比べて、自覚していない糖尿病を有するリスクが高くなるとする調査結果を発表した。
01/22 22:40
筑波大学の高木英樹教授らの研究グループは、最先端の流体計測解析技術を水泳のクロールに適用し、最適な泳ぎ方のメカニズムを解明した。
01/21 17:53
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は随意運動を司る神経がほぼ選択的に死滅し、全身の筋肉の萎縮と筋力低下を進行性にきたす神経難病である。
01/20 14:50
北海道大学は、宇宙で水ができる化学反応を実験室内で忠実に再現し、できた水のオルト:パラ比が地球と同じになることを明らかにした。
01/17 19:40
京都大学の坂上貴之教授と横山知郎准教授は、平面における非圧縮流れの全パターンを、数学(幾何学)の一分野であるトポロジーを用いて完全に分類し、各パターンに固有の文字列表現(極大語表現・正規表現)を割り当てる手法を開発した。
01/16 22:31
京都府立医科大学の野村真准教授の研究グループは、哺乳類脳と鳥類脳で共通したメカニズムや同様の神経幹細胞が存在することを発見した。
01/15 19:08
東北大学の竹内光准教授・川島隆太教授らの研究グループは、長時間のTV視聴が、脳の前頭前皮質、海馬、基底核といった高次認知機能や記憶、意欲に関わる領域の発達性変化や言語性知能に対する影響に関連していることを明らかにした。
01/15 18:54
東京工業大学の石川忠彦助教と腰原伸也教授らの共同研究グループは、光スイッチ候補材料である分子性結晶Me4P[Pt(dmit)2]2に光をあて、原子や分子が動く様子の直接観測に世界で初めて成功した。
01/09 13:09
東北大学加齢医学研究所は5日、同研究所の研究グループが小児の縦断追跡データを用いて、ビデオゲームプレイ習慣が数年後の言語知能や脳の微小形態の特徴とどう関連しているかを解析し、ビデオゲームの長時間プレイが神経系の好ましくない神経メカニズムの発達と言語知能の遅れとつながることが示されたと発表した。
01/07 18:12
理化学研究所の関原明チームリーダーらの研究グループは、植物の塩排出能を高め、耐塩性を強化する化合物を発見した。
01/06 19:31
東北大学の下權谷祐児助教・石川拓司教授らの共同研究グループは、細菌のべん毛(細菌の表面から生えている細長い繊維)が、従来から知られていたスピン運動をしているだけでなく、スピンに加えて旋回運動もしていることを明らかにした。
01/06 17:29
北海道大学は、表面融解により生じた氷表面を覆う極薄の水膜「擬似液体層」の流れやすさが、通常の水と比べて最大約200分の1にまで低下することを明らかにした。
01/03 19:18
沖縄科学技術大学院大学のエイミー・シェン教授の研究グループは、凍結時の危険からランゲルハンス島を保護するだけでなく、リアルタイムで細胞の生存状態まで確認できる超低温凍結保存の新たな手法を開発した。
01/02 12:32