東京大学の研究者らが、原子時計の一種である光格子時計について、異なる原子を用いた複数の光格子時計の周波数比を高速かつ高精度で測定することに成功したと発表した。
03/10 11:37
農業生物資源研究所(生物研)の坪田拓也氏、瀬筒秀樹氏らによる研究グループは、絹の原料となるカイコのマユを構成する成分が生産される仕組みの一端を明らかにした。
02/25 22:03
東京大学の佐野雅己教授と玉井敬一大学院生は、大規模なチャネル流を用いた実験を行い、乱流への遷移に普遍的な法則があることを初めて実証した。
02/23 15:08
東京大学の池谷裕二教授らの研究グループは、多数の選択肢がある迷路をマウスに解かせて、学習の初期により多くの失敗をしたマウスの方が、素早く最短経路を見つけることを見出すことを明らかにした。
02/21 23:29
失敗は成功のもと?――ずいぶん言い古されたフレーズだが、学習初期により多くの失敗をしたほうが成功により速くたどりつけるということを、東京大学大学院薬学系研究科の池谷裕二教授らの研究グループがマウスによる実験で明らかにした。
02/20 20:40
筑波大学の渋谷彰教授、小田ちぐさ助教らは、腸管・皮膚・気管といった粘膜の死細胞が、粘膜組織の免疫細胞を刺激して、炎症性腸疾患、アトピー性皮膚炎、喘息の発症を促進することを明らかにした。
02/20 19:57
東北大学の小川佳子助教・上月正博教授らのグループは、音楽が運動後の自律神経活動に良い効果をもたらすことを科学的に実証した。
02/20 19:53
北海道大学は、一定の音列の乱れを検出する際、テンポが速いときは音列をひとまとめに扱い、遅いときは一拍一拍を予測していることを明らかにした。
02/19 12:28
海洋研究開発機構(JAMSTEC)と高知大学は、世界で初めて5,500mを超える大水深の海山の斜面においてコバルトリッチクラストの存在を確認し、研究用試料の採取に成功した。
02/17 18:59
農業環境技術研究所の山口紀子主任研究員らの研究グループは、福島県の森林等から、大気中に含まれていたものと同様の放射性微粒子の採取に成功し、その主成分や内部構造を明らかにした。
02/14 21:07
あるAnonymous Coward 曰く、米カリフォルニア工科大や米マサチューセッツ工科大などの研究チームが、重力波を世界で初めて観測したと発表した。
02/13 21:43
名古屋大学の小田洋一教授、および富山大学の竹内勇一助教を中心とした共同研究チームは、左右性のモデルとして知られる鱗食性シクリッド科魚類を用いて、捕食行動の利きの獲得過程の全体像を調べ、体の成長とともに利きが強化されることを明らかにした。
02/11 23:52
東京大学の酒井志朗助教(現:理化学研究所研究員)らによる国際共同研究グループは、銅酸化物高温超伝導体の超伝導が高温で起きる新しいメカニズムを発見した。
02/09 21:38
東京医科歯科大学・難治疾患研究所・幹細胞医学分野の松村寛行助教、毛利泰彰特任助教、西村栄美教授らの研究グループは5日、加齢による薄毛・脱毛の仕組みを明らかにしたと発表した。
02/07 23:50
東京大学の浅田晃佑特任研究員らの研究グループは、自閉スペクトラム症の人は、そうでない人に比べて、不快と感じる対人距離が短いことを明らかにした。
02/06 23:40
東北大学の東谷篤志教授と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の東端晃主任開発員らは、国際宇宙ステーション「きぼう」の日本実験棟で線虫を育て、筋肉がやせ細ることを遺伝子やタンパク質の解析で明らかにした。
02/04 16:42
自然科学研究機構生理学研究所の西村明幸特任助教・西田基宏教授らの研究グループは、加齢に伴い発現上昇するプリン作動性P2Y6受容体(P2Y6R)がAT1Rと複合体を形成(AT1R-P2Y6R)することで、アンジオテンシンIIによる血圧上昇が促進されることを明らかにした。
01/31 21:15