ホーム > ニュース一覧 > サイエンス(32)

サイエンスのニュース(ページ 32)

思春期・若年成人のB細胞性急性リンパ性白血病の原因発見―東大

AYA世代(Adolescent and Young Adult, 思春期から若年成人)のがんにはまだ不明な点が多いが、その中でも頻度の高いB細胞性急性リンパ性白血病(B-ALL)について、東京大学の研究グループが原因となるがん遺伝子を解明した。
03/30 12:40

腸内細菌の組成には国ごとで大きな違い―地理・人種・食習慣とは別の要因が存在か=早大・服部正平氏

早稲田大学の服部正平教授と東京大学の西嶋傑博士課程学生らを中心とする共同研究グループは、日本人を含めた12カ国のヒト腸内細菌叢データの比較解析を行い、腸内細菌叢の菌種組成が国ごとで大きく異なることや日本人の腸内細菌叢の特徴を明らかにした。
03/29 19:27

細胞内カルシウムが眠りを制御する?

東京大学と理化学研究所の研究グループは、神経細胞のコンピュータシミュレーションと動物実験を組み合わせることで、睡眠・覚醒の制御にカルシウムイオンが重要な役割を果たしていることを明らかにした。
03/29 11:30

滑らかな視覚を維持できるのはなぜか?―脳が過去の視覚記憶と眼球の位置情報を統合している=北大・稲場氏、京大・河野氏

北海道大学の稲場直子助教と京都大学の河野憲二名誉教授は、眼の動きの前後で生じる2枚のずれた網膜像を統合して、滑らかで連続した視覚世界を維持する脳の仕組みを明らかにした。
03/26 14:44

微生物の接着タンパク質の柔軟かつ強靭な構造を解明―名大・堀克敏氏ら

名古屋大学の堀克敏教授らは、微生物のもつ巨大ナノファイバー蛋白質の一部の立体構造を解明することに成功した。
03/24 23:08

「しびれ」による痛みのメカニズムとは 京大が解明―糖尿病や血流障害によるしびれ治療薬の開発に期待

「しびれ」という感覚は、正座の後など誰しもが経験したことのある感覚だが、しびれは糖尿病、末梢神経障害、末梢閉塞性動脈疾患などの病気のほか、ある種の抗がん剤による治療でも起こる。
03/24 10:47

自閉症の原因となる遺伝子を発見―新薬開発につながる可能性=東大・中村勉氏ら

東京大学の中村勉講師と秋山徹教授らの研究グループは、PX-RICS遺伝子を欠損するマウスが、自閉症の症状に特徴的な行動異常を示すことを見出した。
03/23 23:23

アルツハイマー病では記憶は失われない マウスで記憶の復元に成功

アルツハイマー病(AD)は、物忘れなどの記憶障害から始まり、徐々に認知機能全般が低下する病気で、世界で4,750万人と推定されている認知症患者のうちADは7割程度を占めているという。
03/23 10:39

九大が癌細胞の浸潤や転移に関わる細胞運動の仕組みを解明―新たな治療法の開発に期待

ヒトの悪性腫瘍の 90%以上は上皮細胞という細胞同士が接着する細胞に由来するという。
03/21 11:56

巨大ブラックホールから噴出する高エネルギープラズマ「ジェット」の詳細な観測に成功―国立天文台・秦和弘氏ら

国立天文台の秦和弘助教が率いる国際研究チームは、活動銀河M87の中心に存在する巨大ブラックホールから噴出する高エネルギープラズマ「ジェット」の運動を、「日韓合同VLBI観測網」を用いて観測することに成功した。
03/20 14:15

1細胞レベルの成長ゆらぎがあることで、細胞集団はより速く成長できる―東大・若本祐一氏ら

東京大学の若本祐一准教授らの研究グループは、大腸菌のクローン細胞集団を1細胞レベルの精度で100世代以上の長期にわたって連続観察可能な計測システムを開発し、細胞レベルの成長ゆらぎが大きいほど、それら細胞によって構成される細胞集団がより速く成長できることを明らかにした。
03/20 13:46

可視光と水と空気から、アンモニアを合成することに成功―北大・三澤弘明氏ら

北海道大学の三澤弘明教授・押切友也助教らによる研究グループは、窒素を効率よくアンモニアに変換できる助触媒を開発し、水・窒素・可視光からアンモニアを選択的に合成することに成功した。
03/18 22:02

ペットボトル原料のPETを分解する細菌を発見―新たなリサイクル技術の開発に期待―慶大・吉田昭介氏ら

慶應義塾大学の吉田昭介助教(現・京都大学研究員)らの研究グループは、ポリエチレンテレフタレート(PET)を分解して生育する細菌を発見した。
03/18 12:03

ピロリ菌に手を貸すウイルスがいることが判明

ヘリコバクター・ピロリが胃がんの大きな原因になっていることは広く知られているが、そのピロリ菌がウイルスとタッグを組んで胃がんの発症を勧めていることを、東京大学などの研究グループが世界で初めて明らかにした。
03/18 11:37

連続する2つの素数それぞれの最後の桁が同じものになる割合は25%より少ない

素数の最後の桁は必ず「1」「3」「7」「9」のどれかになるが、10億個の素数を対象に連続する2つの素数を調べたところ、その1つめの最後の桁が「1」だった場合、もう1つが「1」である割合は18%だったという。
03/17 21:34

よく噛んで食べると、食後のエネルギー消費量が増加する―ダイエット法の開発に期待=東工大・林直亨氏ら

東京工業大学の林直亨教授らは、急いで食べる時に比べ、よく噛んで食べる方が食後のエネルギー消費量(食事誘発性体熱産生量)が増加することを明らかにした。
03/17 12:06

がん細胞が“俊足”になる仕組みを解明

九州大学大学院理学研究院の池ノ内順一准教授らの研究グループは、がん細胞が浸潤や転移するときに示す高い運動性に関わるブレブ(Bleb)と呼ばれる細胞膜の分子メカニズムを明らかにした。
03/17 08:54

道具を使って虫を捕まえるカラスの一種は、くちばしが特殊な形に進化していることを発見―慶大・松井大氏ら

慶應義塾大学修士2年の松井大らの研究グループは、様々なカラス類の嘴の3次元形態を比較解析し、カレドニアガラスの嘴が道具の使用に適した特殊な形態に進化していることを発見した。
03/16 22:05

ペットボトルを食べる細菌「サカエンシス」発見

慶応義塾大学、京都工芸繊維大学などの共同研究グループは、ポリエチレンテレフタレート(PET)を分解する細菌を発見し、その分解メカニズムを解明した。
03/16 11:37

PET樹脂を分解する細菌が発見される

京都工芸繊維大学などの研究者らが、PET(ポリエチレンテレフタレート)を分解する細菌を発見した。
03/16 11:35

脳は膨大な情報をカテゴリー化して整理し、思考や判断に利用している―東北大・筒井健一郎氏ら

東北大学の筒井健一郎准教授・細川貴之助教らの研究グループは、サルを使った動物実験で、脳が情報をカテゴリー化して整理していることを示す神経活動を発見した。
03/15 21:59

睡眠時無呼吸の治療後に体重が増える理由を明らかに―食生活が鍵=京大・立川良氏ら

京都大学の立川良大学院生と陳和夫特定教授らは、睡眠時無呼吸症候群の患者がCPAP(持続性陽圧気道)によって治療を受けた後に、体重が増加するメカニズムを明らかにした。
03/15 19:45

大阪大、iPS細胞からの目の主要細胞の作製に成功

大阪大学の研究グループが、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から角膜の一部や水晶体、網膜といった目の主要な部位の細胞をまとめて作ることに世界で初めて成功したそうだ。
03/15 18:06

ウランのナノ粒子を100万年近く固定している鉱物を発見―放射性元素の隔離技術に期待=東大・鈴木庸平氏ら

東京大学の鈴木庸平准教授らの研究グループは、深度200メートルの花崗岩にウランを主成分とするナノ粒子が取り込まれ、100万年近く固定されていることを明らかにした。
03/13 22:23

ショウジョウバエの危機回避行動が使い分けられる仕組みを明らかに―京大・寺田晋一郎氏ら

京都大学の寺田晋一郎博士後期課程学生・小野寺孝興博士後期課程学生らの研究グループは、ショウジョウバエの幼虫を用いて、体表をおおっている痛覚神経細胞が、二つの特徴的な神経活動パターンを介して個体の危機回避行動を巧妙に調節する仕組みを明らかにした。
03/13 15:40

前へ戻る   27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37  次へ進む