血液脳関門は、脳に特異的な血管内皮細胞(脳血管内皮細胞)が、周皮細胞・ニューロン・アストロサイトに囲まれた構造をしており、脳血管内皮細胞どうしが密着結合することで、分子が中枢神経系に拡散するのを制限するバリア機能を果たしている。
03/03 09:33
英国・ダンディー大学の研究によると、眠っている子供の多くが一般的な煙報知器の警報音に反応しないことが判明したそうだ。
02/26 16:41
農研機構は、豚にアミノ酸バランスを改善した低蛋白質飼料を与えることにより、豚舎から出る汚水の全窒素濃度を約65パーセントにまで低減できると発表した。
02/25 20:46
水中で泳いでいるスイマーに対して働く水の抵抗力は、泳速の3乗に比例するということが東京工業大学や筑波大学などの研究者らによって明らかになった(東工大の発表)。
02/22 19:14
宮崎大学の和田啓准教授と、久留米大学の杉島正一准教授を中心とする研究グループが、新生児黄疸の原因となる、生体内反応の仕組みを解明した。
02/22 09:12
東北大学と大阪大学の共同研究グループは、半導体や太陽電池を作るときに出る産業廃棄物のシリコンの切り屑(切粉)を加工し、従来の黒鉛を用いたリチウムイオン電池より高容量で寿命も長いリチウムイオン電池を作る技術を開発した。
02/21 09:16
神経細胞の軸索に巻き付いている髄鞘は、絶縁体として働くだけでなく、神経細胞と密接に情報交換を行いながら様々な神経機能を調節している。
02/20 11:43
産業技術総合研究所と、冷凍食品メーカーとして知られるニチレイは、濃度によって分子同士の連結を生じ、氷の結晶成長を食い止める未知の不凍タンパク質「BpAFP」を魚類から発見した。
02/17 13:26
現在、ヒト多能性幹細胞であるES細胞、iPS細胞からヒトの体を構成するさまざまな細胞を培養皿の上で分化させ、それを再生医療での細胞移植の材料にすることや、病気や個人に合う薬のスクリーニングに活用することが試みられている。
02/17 09:38
生物科学では長らく、後天的に学習したものは子孫に受け継がれる際にはリセットされて遺伝しないことが常識とされてきた。
02/15 12:02
東北大の研究チームは、ポリ塩化ビフェニルなどの環境由来の化学物質が、男性の精子の数の低下を招き、不妊症の原因のひとつとなることを突き止めた。
02/15 09:11
網膜の視細胞の変性によって視力の低下が起こる「網膜色素変性症」で失明した患者に対し、人工網膜を移植して視力を回復される研究が進んでいるという。
02/14 13:10
多能性幹細胞(iPS細胞)は無限大に増殖させることが可能であることから、再生療法の細胞源として大きく期待されており、iPS細胞を使用した研究は国を挙げた主要プロジェクトとなっている。
02/14 11:25
京都大学がiPS細胞の培養にかかる手間を減らし、費用も抑えられる新たな手法を発見したそうだ(Scientific Reports掲載論文、京都大学の発表、読売新聞)。
02/09 09:02
東大、東北大などの研究グループは、鳥と、その祖先であるとされる恐竜との間の形態上の違いは、タンパク質を作る配列に関する遺伝子ではなく、それらの使い方を決定する制御配列の遺伝子によって生じるのではないか、とする研究報告をまとめた。
02/08 12:01
自己増殖や別の種類の細胞に分化する幹細胞は、iPS細胞やES細胞がよく知られているが、これ以外にも体内にあって中胚葉由来の骨や軟骨へ分化する間葉系幹細胞が存在する。
02/04 18:56
京都大学などの研究チームは、6カ月の乳児を対象とした実験によって、乳児が「攻撃されている弱者を助ける第三者」を選好することを証明し、「乳児は正義の味方を肯定することを解明」した、と発表した。
02/03 12:11
中国でその化石が発見された「サッコリタス(Saccorhytus)」という生物が、人類の祖先である可能性があるという研究結果が発表された(Nature誌掲載論文、BBC、AFP、Slashdot)。
02/03 09:30