国立研究開発法人理化学研究所(理研)の脳科学総合研究センター精神生物研究チームはマウスにVR環境を与えて認識メカニズムの実験を行い、VR空間の目的地認識には実世界で場所の記憶に関わる脳部位の海馬活動が重要であることを発見した。
05/18 08:36
東京工業大学などの研究グループは、人工の細胞の中のDNA分子にコンピューティングを行わせ、その出力結果の分子を電気情報として検出することに成功した。
05/17 08:52
東京大学などの研究グループは、独自の分析装置による航空機観測によって、大気中に人為起源の黒色酸化鉄粒子、すなわち四酸化三鉄(マグネタイト)が多量に存在していることを発見した。
05/17 08:47
東京医科歯科大学などの研究グループは、脳梗塞によって血流が止まった脳の領域に、血管を誘引する機能を持ったスポンジ形状の人工細胞足場を開発した。
05/14 16:56
2013年に南アフリカ共和国で2人の洞窟探検家の手によって発見された化石人類、いわゆる「ホモ・ナレディ」について、南アフリカ・ウィットウォーターズランド大学の古人類学者リー・バーガー教授らの研究グループが、「33万5,000年から23万6,000年前のもの」と特定された、との論文を発表した。
05/14 08:36
京都大学 CiRAの曽根正光研究員、山本拓也講師らの研究グループは、マウスの繊維芽細胞に初期化因子Oct4、Sox2、Klf4 とともに遺伝子Zic3とEsrrb を導入すると、Zic3とEsrrbが細胞代謝を制御し、相乗的に初期化の効率を上げることを発見した。
05/11 08:59
音楽を聴くことで主観的な気分に影響(安心・リラックス、モチベーション増加、興奮など)を与えることは広く認識されており、音楽を聴くことで、気分が改善され疲労感が減ることも報告されている。
05/10 08:40
東京大学の研究グループは、マウスを用いた実験によって、マスト細胞という器官から産出されるプロスタグランジンD2(PGD2)という分子が、アナフィラキシー・ショックを大きく抑制することを発見した。
05/05 16:53
遺伝子の発現を特異的に抑制するRNA(リボ核酸)干渉法は、遺伝子の機能を調べる方法として広く利用されており、近年ではその高い有効性と特異性を活かして医薬品への利用が検討されている。
05/01 16:30
アメリカの研究チームが英科学誌ネイチャーにおいて発表した研究論文によると、人類がアメリカ大陸に到達した年代は、これまで定説となっていた約1万5000年前から大幅に遡り、13万年前には既に到達していたのではないかとする新しい仮説が発表された。
04/30 07:47
福島県いわき市のアクアマリンふくしまで22日、世界初となるシーラカンス標本の2種同時公開が始まった(アクアマリンふくしまのニュース記事)。
04/23 22:21
理化学研究所脳科学総合研究センターと理研-MIT神経回路遺伝学研究センターの研究チームは、日常の出来事の記憶(エピソード記憶)が海馬から大脳新皮質へ転送されて、固定化されるメカニズムの一部をマウスの実験を通して明らかにした。
04/21 07:38
花粉症などのアレルギー性疾患や関節リウマチといった自己免疫疾患では、本来体を守る役割を果たす免疫機能が過剰に反応し正常な細胞や組織に攻撃を加えることにより引き起こされる。
04/19 11:43
1954年にその存在の可能性が理論的に提唱され、しかしその後実際に合成に成功した者が誰もいなかった夢の分子、「カーボンナノベルト」の合成に名古屋大学などの研究グループが成功した。
04/15 21:25
ヒトの歯は、乳歯および永久歯ともに妊娠期間中にその形成がスタートし、口腔上皮の一部がエナメル質を形成するエナメル芽細胞注に分化することで歯の形成が行なわれる。
04/11 21:18
開発途上国を中心とした世界の人口増加と経済成長により2050年には現在の1.6倍以上の食料増産が必要になると言われ、農作物の安定かつ持続的な生産が喫緊の課題になっている。
04/08 11:11
従来、ネズミの中からヒトの住居に住みつくネズミ、つまりイエネズミが分化したのは、ヒトが農耕を始めた後である、と考えられてきた。
04/01 09:43