現在、ヒト多能性幹細胞であるES細胞、iPS細胞からヒトの体を構成するさまざまな細胞を培養皿の上で分化させ、それを再生医療での細胞移植の材料にすることや、病気や個人に合う薬のスクリーニングに活用することが試みられている。
02/17 09:38
3Dプリントを使って人間の皮膚を人工的に作る技術が開発されたそうだ(論文要旨、MIT Technology Review、日系デジタルヘルス、Economic News)。
02/15 20:49
生物科学では長らく、後天的に学習したものは子孫に受け継がれる際にはリセットされて遺伝しないことが常識とされてきた。
02/15 12:02
東北大の研究チームは、ポリ塩化ビフェニルなどの環境由来の化学物質が、男性の精子の数の低下を招き、不妊症の原因のひとつとなることを突き止めた。
02/15 09:11
総務省が地デジの枠組みを維持したまま地上4K放送を行うシステムの技術提案を募集している(AV Watchの記事、総務省の提案の募集)。
02/14 18:36
網膜の視細胞の変性によって視力の低下が起こる「網膜色素変性症」で失明した患者に対し、人工網膜を移植して視力を回復される研究が進んでいるという。
02/14 13:10
多能性幹細胞(iPS細胞)は無限大に増殖させることが可能であることから、再生療法の細胞源として大きく期待されており、iPS細胞を使用した研究は国を挙げた主要プロジェクトとなっている。
02/14 11:25
京都大学がiPS細胞の培養にかかる手間を減らし、費用も抑えられる新たな手法を発見したそうだ(Scientific Reports掲載論文、京都大学の発表、読売新聞)。
02/09 09:02
東大、東北大などの研究グループは、鳥と、その祖先であるとされる恐竜との間の形態上の違いは、タンパク質を作る配列に関する遺伝子ではなく、それらの使い方を決定する制御配列の遺伝子によって生じるのではないか、とする研究報告をまとめた。
02/08 12:01
1年近くにわたり国際宇宙ステーション(ISS)に滞在したNASAのスコット・ケリー宇宙飛行士の生物学的変化について、一卵性双生児のマーク・ケリー宇宙飛行士を比較対象とした研究で、腸内細菌に関する研究を担当するノースウェスタン大学が予備的な研究結果を発表している(ノースウェスタン大学のニュース記事、
NASAの記事、
The Vergeの記事)。
02/05 21:31
自己増殖や別の種類の細胞に分化する幹細胞は、iPS細胞やES細胞がよく知られているが、これ以外にも体内にあって中胚葉由来の骨や軟骨へ分化する間葉系幹細胞が存在する。
02/04 18:56
京都大学などの研究チームは、6カ月の乳児を対象とした実験によって、乳児が「攻撃されている弱者を助ける第三者」を選好することを証明し、「乳児は正義の味方を肯定することを解明」した、と発表した。
02/03 12:11
中国でその化石が発見された「サッコリタス(Saccorhytus)」という生物が、人類の祖先である可能性があるという研究結果が発表された(Nature誌掲載論文、BBC、AFP、Slashdot)。
02/03 09:30
日本では二日酔いなどに効くと言われているウコン(ターメリック)に薬効は無いのではないかという話が出ている(GIGAZINE)。
02/01 19:01
1月26日、東京大学および科学技術振興機構、日本医療研究開発機構がすい臓を欠損しているラットの体内でマウスの多能性幹細胞由来のすい臓を作製することに成功したと発表した(朝日新聞、Slashdot、Nature誌掲載論文)。
01/31 22:10