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日産、EV「リーフ」「サクラ」の注文受付を再開 価格は値上げ
リーフ(画像: 日産自動車発表資料より)[写真拡大]
日産自動車は22日、EVモデルの「リーフ」と「サクラ」の価格を改定し、注文受付を再開した。
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リーフは2010年から発売されているコンパクトEV。電動モーターを使ったクルマらしく、静粛性に優れている。スムーズな加速やコーナリングによって、心地よいドライブを望める。サクラは軽トールワゴンタイプのEVで、2022年に発売。高度な制御技術やモーターのおかげで、スムーズなドライビングを期待できる。
リーフは、世界的なインフレの影響により、原材料費や物流費などのコストが大きく上がったことで、2022年9月22日から注文受付を一時停止。
サクラは5月20日の発表以来、3週間で1万1,000台以上を受注するなど、好調な滑り出しだった。6月16日の正式発売以降も話題が続いていたが、10月31日に受注を一時停止した。こちらも部品調達遅延の影響とされる。
そんな状況だったが、12月22日に値上げをした上で、受注再開となった。注文再開後の価格は、リーフが408万1,000円~561万6,600円、サクラが249万3,700円~304万0,400円。
世界的にインフレ傾向が続くなか、今後も諸事情によって自動車生産が影響を受ける可能性がある。今回のリーフやサクラのように、クルマの値上がりが相次ぐかもしれない。これからの自動車購入では、市場の情勢も見ながら、予算を決めることが重要だ。
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