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「ダイエー」の屋号が首都圏で消滅へ、社名は光洋と経営統合して関西で存続

フードスタイルあびこ駅前店の開業イメージ(ダイエー発表資料より)[写真拡大]
かつて日本の小売業界を牽引する存在だった「ダイエー」の屋号が、2030年までに首都圏から消えることになった。マックスバリュ関東がダイエーの関東事業、イオンマーケット(ピーコックストア)を吸収合併して新会社「イオンフードスタイル」が生まれ、各店舗を「フードスタイル」の屋号に切り替えるためで、ダイエーの関東事業も新体制の下で巻き返しを図る。
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合併は3月1日付。イオングループのスーパーマーケット事業再編とブランド刷新の一環で、ダイエーの屋号がついた店舗は関東約80店、関西約120店あるが、関東では2030年までにすべて、関西でも大部分がフードスタイルに切り替わる。
企業としてのダイエーは3月1日、子会社の光洋と合併して存続する。イオングループスーパー事業の関西での中核企業と位置づけられている。関西の新生ダイエー1号店となる「フードスタイルあびこ駅前店」(大阪市住吉区我孫子東)は今春、売り場面積約1,300平方メートルでオープンする予定。
ダイエーは1957年、神戸市長田区で創業し、大阪市旭区に1号店をオープンした。その後、「価格破壊」をスローガンに店舗を関西から全国へ広げ、小売業として初めて売上高1兆円を達成、プロ野球のダイエーホークス(現ソフトバンク)も経営していた。
しかしバブル崩壊と阪神淡路大震災のあと、経営不振に陥り、2015年にイオンの完全子会社になった。店舗は人口が多い関東と関西に限定し、イオンフードスタイルとダイエーの屋号を使い分けてきた。
スーパー業界は同業他社だけでなく、ドラッグストアやディスカウントストアとの競争が激化している。ダイエーは地域密着型の店舗を関西で展開し、共働き世帯を意識した商品構成をする。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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