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博多のアサヒビール工場用地、JR九州など買収 2029年度以降に再開発へ
JR九州、日鉄興和不動産、JA三井リース九州の3社は、福岡市のアサヒビール博多工場用地(博多区竹下)取得に向けた売買契約をアサヒビールと結んだ。引き渡しはアサヒビールの鳥栖工場(佐賀県鳥栖市幸津町)が稼働したあとの2029年末になる見込みで、3社はJR竹下駅に近い交通利便性を生かし、再開発の検討を始める。
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売買契約を結んだ土地は、広さ約12万6,200平方メートル。取得額は公表されていない。現在はアサヒビール博多工場が稼働しているが、佐賀県鳥栖市が整備した新産業集積エリアに新工場を建設して移転する。資材価格の高騰などから、完成時期が3年遅れ、2029年1月に操業を始める予定。
アサヒビール博多工場は竹下駅に停車する鹿児島本線に隣接し、竹下駅まで歩いて5分の至近距離に位置する。福岡市のターミナル・博多駅まで一駅で、電車の移動時間が約3分。人口が急増しており、JR九州は今後の大きな発展が見込める場所とみている。
引き渡し後の跡地開発はまだ決まっていないが、福岡市が土地の一部を学校用地として取得したい意向を明らかにしているほか、商業施設やマンションなどによる大規模再開発が予想されている。
博多区竹下地区は福岡市中心部の天神地区の南東約4キロにあり、JR九州の博多運転区やアサヒビール博多工場以外は住宅街が広がる。人口は約4,100人。竹下商店街があるのに加え、竹下駅から歩いて10分足らずの位置に約220店が集う大型商業施設の「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」が営業している。
アサヒビール博多工場跡地に大型商業施設が整備されれば、竹下地区が福岡市の新たな商業拠点になると期待されている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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