三菱「エアトレック」復活! EV車として中国で再デビュー

2021年11月20日 08:09

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新型「エアトレック」(画像: 三菱自動車工業の発表資料より)

新型「エアトレック」(画像: 三菱自動車工業の発表資料より)[写真拡大]

  • 新型「エアトレック」:発表資料より
  • 新型「エアトレック」:発表資料より
  • 新型「エアトレック」:発表資料より
  • 先代「エアトレック」:発表資料より
  • 新型「エアトレック スポーツギア」:発表資料より

 三菱自動車の中国における生産や販売を担う合弁会社の広汽三菱汽車有限公司は19日、同日に開幕した広州モーターショーにおいて、新型EV「エアトレック」を世界初披露した。

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■新型EV「エアトレック」の概要

 「エアトレック」はSUVタイプの新型電気自動車(EV)で、「“e”-cruising SUV」というコンセプトの元、デザイン、開発された1台。コンセプトにもある“e”は、“Electric” 、“Expanding” 、“Expressive”の3つの頭文字からとっている。

 航続距離は最大約520km(中国CLTC基準)。70kWhの出力を持つ大容量駆動用バッテリーを採用したことで、この航続距離を実現した。駆動用バッテリーはフロア中央に配置することで、低重心かつ理想的な前後重量配分となっている。EVには必要不可欠なモーター、インバーター、減速機などのEVコンポーネントは1つのユニットに統合。駆動システムと掛け合わせることで、EVならではの滑らかな走りと駆動性の高い操縦性を実現している。

 エクステリアも現在のデザインの特徴でもあるダイナミックシールドを採用し、その上端を上下のランプでぴったり挟むようなスタイリングをとった。先日発売されたアウトランダーや、これまで発売されているダイナミックシールドを採用している車種とも少し違うデザインになっているため、これはこれでありと感じることができる。

 SUVの特徴でもある大型のホイールアーチも採用し、フロントドアにはEVのエンブレムも装着。ドアハンドルはポップアップ式を使っているように見え、後席のドアハンドルのラインはテールランプまで伸びていることも1つの特徴になっている。テールランプはどこかで見たような形状のT字型で、テールゲートスポイラーや、分割したセクションのあるリアバンパーなどを採用している。

 インテリアは水平基調を中心として作られており、ダッシュボードの断片を見るだけでもそれがはっきりと分かる。室内に複雑なデザインはなく、運転席と助手席のあいだにはセンターコンソールがどっしりと構えている。EVのシンボルがついたダイヤルがあるが、これはドライブモードのダイヤルになるのだろうか気になるところ。

■まさかの復活・・・過去のエアトレックとは

 だれもこの名前が復活するとは思っていなかったのではないだろうか。昔の三菱といえば、エアトレック、パジェロ、エクリプス、デリカ、ランエボとよく知られた名前の中の1つであった。

 エンジンは直4の2.4L、2.0L、2.0Lターボと3つあり、中でも2.0Lターボはランエボにも搭載されていた同型のエンジンで、「ターボR」としても発売された。モータースポーツにも採用されていたモデルである。日本での販売は2001年から行われ、後継となるアウトランダーが発売される前の2008年まで、同社のクロスオーバーSUVをけん引してきたモデルだった。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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