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三井物産、ブラジルのバイオ化学品製造会社の持ち分を売却
三井物産は28日、持分法適用関連会社で50%出資しているブラジルのSanta Vitória Açúcar e Álcool Ltda社(SVAA)の全保有株式を、米化学大手ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーに約2億ドル(約240億円)で売却すると発表した。
SVAAは、サトウキビ農園運営、サトウキビを原料としたバイオエタノール製造事業を手掛けている。三井物産は2011年に、当時ダウが全額出資していたSVAAに50%出資し、事業参画していた。
三井物産は、SVAA社から撤退するが、再生可能なバイオマス資源を確保し、環境負荷の低いバイオ化学品を製造することを引き続き目指していくとしている。
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