[写真]トマトの果実形成をエチレンが抑制していることが明らかに―筑波大

2015年6月16日 16:45

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トマトSletr1-1変異体が示す単為結果性による果実形成の過程。野生型の受粉していないめしべ(未受粉)は果実を形成しなかった。その一方で、Sletr1-1変異体とSletr1-2変異体は、未受粉めしべからも果実を形成した。受粉は開花当日(0日目)に行なった。スケールバーは1cm。(筑波大学の発表資料より)

トマトSletr1-1変異体が示す単為結果性による果実形成の過程。野生型の受粉していないめしべ(未受粉)は果実を形成しなかった。その一方で、Sletr1-1変異体とSletr1-2変異体は、未受粉めしべからも果実を形成した。受粉は開花当日(0日目)に行なった。スケールバーは1cm。(筑波大学の発表資料より)

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