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つくば駅前、大和ハウス工業の複合施設が完成 16店とオフィスが順次開業へ
大和ハウス工業が、茨城県つくば市のつくばエクスプレスつくば駅前で整備していた商業施設「d_ll TSUKUBA(ディールつくば)」と、オフィスビル「大和ハウスつくば駅前ビル」(つくば市吾妻)が完成した。飲食店、物販店、保育園など16店とオフィスが順次開業する。
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ディールつくばは、鉄骨一部鉄筋コンクリート地下1階、地上5階建て延べ約1万平方メートル、大和ハウスつくば駅前ビルは、鉄骨4階建て延べ約3,300平方メートル。地下にあるつくば駅のほぼ真上に当たる中央通り沿いの駐車場跡地に整備された。約350台収容の駐車場が併設された。
1、2階には、飲食店や物販店、クリニック、保育園など16店が入居する予定。3階以上には、大和ハウスグループの大和ハウスリアルティマネジメントや、スタートアップ企業など計16社が入る。
地下でつくば駅と直結するほか、2階デッキは地域のランドマークになっているつくばセンタービルや、百貨店の西武筑波店跡に設けられた商業施設などに直接アクセスできる。大和ハウス工業は年間約50万人の来場を見込んでいる。
大和ハウスつくば駅前ビルは、大和ハウス工業茨城支店、大和ハウスグループの大和リビング、大和ハウス賃貸リフォーム、大和ランテックが入居する大和ハウスグループの拠点にする。ディールつくばのオフィスフロアと合計で500人程度が勤務する。
つくば市は筑波研究学園都市があり、官民合わせて約160の研究機関が集積する。8月で開業20周年を迎えるつくばエクスプレス沿線を中心に宅地開発も続いて、子育て世帯の流入が相次ぎ、人口が2月現在で2005年に比べて33%増の約26万人に増えている。大和ハウスグループは、両施設の開業で駅前のにぎわい向上に寄与したい考えだ。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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