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横浜の複合商業施設「ハザール」、スーパー「ロピア」など11店が順次オープンへ
ハザールの外観(寺田倉庫発表資料より)[写真拡大]
寺田倉庫が2024年10月に開設した、相模鉄道・JR東日本の羽沢横浜国大駅隣接の複合商業施設「HAZAAR(ハザール)」(横浜市神奈川区羽沢南)に26日、スーパーの「ロピア」が開店する。4月以降には、計11店が順次オープンする予定だ。
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ハザールは、羽沢横浜国大駅前に整備された23階建て再開発ビル「リビオタワー羽沢横浜国大」の1~4階を占め、売り場面積約5,000平方メートル。物販、飲食、サービスなど約25店が入居する予定だったが、テナント確保が遅れ、横浜国立大学のサテライトキャンパスや認可保育園、コンビニエンスストアなどが先行開業した。
現在、営業しているテナントは計10店。追加の11店が登場することで、20店余りが営業に入り、駅前商業施設としての陣容が整う。
新たにオープンする11店は、ロピアのほか、クリーニングの「ラブリークリーニング」、ベーカリーの「ハザールベーカリー」、整形外科の「羽沢よこはま国大整形外科リウマチ科・間接鏡クリニック」、和食の「ヨロコビノ」、調剤の「クリエイト薬局」、耳鼻科の「羽沢国大耳鼻咽喉科(仮称)」など。
現地は寺田倉庫が運営する倉庫があり、横浜市の物流拠点の一つになっていた場所で、外観は倉庫を想起させるデザイン。相鉄本線の西谷駅(保土カ谷区)から東海道本線貨物支線まで地下新線を通して羽沢横浜国大駅が設置されたのに伴い、再開発された。リビオタワー羽沢横浜国大の上層階は357戸のマンションになっている。
相鉄・東急新横浜線が2023年に開業した結果、東海道新幹線の新横浜駅まで約4分の所要時間になったほか、東京都心部へのアクセスも大幅に向上した。周辺街区は「羽沢バレー」と命名され、新横浜駅近辺の新拠点となることが期待されている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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