akippaとテラモーターズが提携、個人宅の駐車場にEV充電器を設置へ

2023年11月11日 09:47

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EV充電器の設置・使用イメージ(画像:akippaの発表資料より)

EV充電器の設置・使用イメージ(画像:akippaの発表資料より)[写真拡大]

  • EV充電器の使用イメージ(画像:akippaの発表資料より)

 駐車場予約アプリ「akippa(あきっぱ)」を運営するakippaは6日、EV充電インフラ事業を展開するTerra Motors(テラモーターズ)と提携したと発表した。今後akippa運営の駐車場に、EV充電器「Terra Charge(テラチャージ)」の設置を推進する。個人宅駐車場への設置を中心に行い、まずは東名阪エリアから開始する。

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 駐車場予約アプリのakippaは、個人宅や事業所などのオーナーが空きスペースを駐車場として登録し、使いたい人に貸すプラットフォーム。駐車場検索から決済までオンラインで完結し、オーナーは利用料金に応じた報酬を受け取れる。登録時の設備の設置や初期費用は不要で、空きスペースを簡単に有効活用できる仕組みだ。

 一方のテラモーターズは、商業施設やオフィスなどのほか、マンションや集合住宅も対象とした、EV充電インフラの設置サービスを展開している。マンションの管理組合向けには、導入費用を抑えたプラン提供や、運用サポートなども行っている。

 今回の提携では、全国のakippa提携駐車場のオーナーに対して、テラモーターズが展開するEV充電器「テラチャージ」の設置を推進する。主に、個人宅の駐車場オーナーを想定しており、一定の条件を満たせば、設置のための工事・初期費用、月額費用を無料で提供する予定だ。東名阪エリアを皮切りに、全国の個人宅への展開を目指す。

 akippaは、2009年に大阪で創業したベンチャー企業。当初は求人メディアや広告事業などを手がけていたが、14年4月から駐車場予約アプリ「あきっぱ!」(当時名称、その後akippaへ変更)のサービスを開始。以来、同サービスを軸に事業を展開してきた。

 16年にはトヨタ自動車と提携。18年には住友商事、日本郵政キャピタルなどから第三者割当増資を実施し、19年にはさらに増資を行い、累計35億円を資金調達している。また提携先として、地方自治体との連携なども行いながら、akippa事業を拡げてきた。

 同社は今回の提携により、将来的には、EV型の自動運転車をakippa提携駐車場に設置してシェアする構想を描いている。akippa駐車場の提携先を増やしながら、EV充電器の設置を推進し、その駐車場に自動運転車を設置。自動運転のハブになることを目指すという。自動運転車の進化や社会実装とともに、今後の展開が期待される。(記事:三部朗・記事一覧を見る

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