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トヨタ、新型「プリウス」にPHEVモデル追加 3月15日発売
トヨタ自動車は1日、発売中のプリウスのZグレードに対してプラグインハイブリッドモデル(PHEV)を新たに設定し、3月15日に発売すると発表した。月販基準台数は月450台、生産は堤工場で行われる。価格は460万円。
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■プリウス プラグインハイブリッドモデルの概要
プリウスのハイパフォーマンスモデルとして設定されたPHEVは、バッテリーに充電した電力のみで、日常シーンでのドライブをほぼすべてカバーできる容量51.0Ahのリチウムイオン電池を搭載。ハイブリッドモデルは4.08Ahのため、大きな差があることがわかる。
「EV給電モード」と「HEV給電モード」を設定。窓ガラスに標準装備となる外部給電アタッチメントをつけることで、ドアガラスを閉じた状態での外部給電が可能となっている。
メーカーオプションとして、「ソーラー発電システム」を装着可能なため、充電コンセントがないシチュエーションでも充電ができる仕様だ。
エンジンはハイブリッドモデルと同じく、2.0LのM20A-FXSを搭載しているが、バッテリーやモーターを組み合わせた新開発となる「2.0Lプラグインハイブリッドシステム」となっている。燃費は26.0km/L~30.1km/L。
EV走行換算距離は、19インチタイヤ装着車は87km。また17インチタイヤ装着車であれば、バッテリーだけで105kmも走行できる。
■デザイン
デザインはハイブリッドモデルのプリウスとほぼ同等であるが、細部はPHEV専用デザインに変更されている。フロントロアグリルは金属調シルバー塗装、リヤコンビネーションランプはグレースモークと、ハイブリッドモデルのレッドとは異なる印象になった。またタイヤは19インチタイヤが新たに設定され、意匠も専用のものとなっている。
インテリアは内装色をマチュアレッドにした場合のみ、ステアリングホイールのステッチがレッドに変更され、さらにシフトノブがアナダイズドレッド加飾へと変更される。(記事:キーパー・記事一覧を見る)
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