福岡市青果市場跡地、三井不動産などがスポーツ公園を備えた商業施設着工

2020年11月14日 17:44

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福岡市青果市場跡地開発の完成イメージ(三井不動産など発表資料より)

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 三井不動産、九州電力、西日本鉄道が設立した特定目的会社は、福岡市博多区那珂の福岡市青果市場跡地でスポーツ公園を備えた商業施設の建設に着工した。福岡市が募集した跡地活用の事業者公募に応募し、採用された計画で、2022年春の開業を予定している。

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 用地はJR鹿児島本線の竹下駅から歩いて9分の福岡市青果市場跡地約8万7,000平方メートル。鉄骨地下1階、地上5階建ての店舗棟、鉄骨地上7階建ての駐車場棟などを整備する。全体の延べ床面積は約20万6,000平方メートル。駐車台数は約3,000台分を確保する。

 出店予定の店舗などはまだ明らかにされていないが、ファッションから雑貨、飲食、エンターテイメントなど話題性の高い施設を集め、福岡市の新しい商業拠点とする計画。ファミリー層だけでなく、若者やシニア層が好む店舗も集め、幅広い世代が楽しめる商業施設を目指す。

 大規模災害に備え、施設内に帰宅困難者の待機スペースを設置して避難場所にするとともに、省エネ効果に優れた高効率機器や共用部分へのLED照明の採用、電気自動車用の充電ステーション設置など、環境に配慮した取り組みを進める。建物の開口部はこれまでより広くして自然換気を促進、新しい生活様式にも配慮する。

 敷地内の広場には、フットサルコートやテニスコート、200メートルトラックを備えたスポーツ公園などを整備し、地域の住民らがスポーツを楽しめるようにする。家族で憩いのひとときを過ごせる広い屋外広場も設ける。

 計画地は幹線道路の筑紫通りに面し、福岡空港やJR博多駅からそれほど遠くない位置にあるが、施設内にバスターミナルを新設し、利用客の利便性をさらに向上させる。

 用地は特定目的会社が取得し、起工式を終えている。開業は2022年春の予定で、三井不動産など3社は広場や商業施設を核にして、福岡市の魅力発信と都市機能の充実、生活の質向上に貢献することを目標としている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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