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トヨタ、AIベンチャーのPFNに10億円出資―AI技術を共同研究
トヨタがCESで実施予定の「分散機械学習のデモンストレーション」のイメージ(同社の公開映像より取得)[写真拡大]
トヨタ自動車は17日、機械学習やディープラーニングなどの人工知能(AI)技術に強みを持つベンチャー企業、プリファード・ネットワークス(Preferred Networks:PFN)に10億円出資することで合意したと発表した。主にモビリティ事業分野のAI(人工知能)技術の共同研究・開発を進めることを目指すという。
トヨタは、PFNが強みとするAI分野の高い技術力を活かして、次世代のモビリティ社会の実現を目指し、新たな技術・商品・サービスの企画・開発を進めるという。
PFNは、同社技術を各種産業界に応用・展開する展望を持っており、モビリティ事業分野は、今回の出資を通じてトヨタとの連携を強化するという。
トヨタは、2016年1月に米国で開催される家電見本市「CES」で、PFNの技術を活用した「ぶつからない」ことを学習する「分散機械学習のデモンストレーション」を実施する予定。
PFNは昨年10月に自然言語処理技術、機械学習技術分野の事業を手掛けるベンチャー企業プリファード・インフラストラクチャー(Preferred Infrastructure:PFI)からスピンオフ(分社化)した。
■トヨタがCESで実施予定の「分散機械学習のデモンストレーション」のイメージ動画
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