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RJCカーオブザイヤー スズキ・アルトに
1979年の発売開始から36年の歴史を持つ「アルト」にとって、今回の「RJCカー オブ ザ イヤー」は初の受賞だ。因みに、スズキ車が同賞を受賞するのは、「ワゴンR」(2008年)、「スイフト」、「ハスラー」に続いて、2年連続、6度目の受賞だ。[写真拡大]
スズキ<7269>の軽乗用車が、日本自動車研究者ジャーナスト会議(RJC)が主催するRJCカーオブザイヤーを受賞した。
受賞理由は、「アルト・シリーズは新設計のプラットフォームによる軽量化が最大の特徴である。その結果、操縦性や燃費が向上した。そうしたプラットフォームと足のバランスはすばらしく、ノーマルでもコーナリングの安定性は想像以上に高い。また、アルトだけでなく、スポーティモデルのRSやファッション性の高いラパンなど、モデルバリエーションも多い。基本性能の高さと選択肢の多さを評価した」としている。
1979年の発売開始から36年の歴史を持つ「アルト」にとって、今回の「RJCカー オブ ザ イヤー」は初の受賞だ。因みに、スズキ車が同賞を受賞するのは、「ワゴンR」(93年)「ワゴンR」(2008年)、「スイフト」(05年、10年)、「ハスラー」(14年)」に続いて、2年連続、6度目の受賞となる。
RJCカーオブザイヤーは、国内での二大カー・オブ・ザ・イヤーのひとつだ。第1回は1992年次(1991-1992年)だが、これは1980年から行われる日本カーオブザイヤーに対抗するものとして、モータージャーナリストなどによって設立されて、NPO法人・日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC; Automotive Researchers’ & Journalists’ Conference of Japan、1990年4月設立)が主催しているものだ。
昨年は、前述したようにスズキ・ハスラー、一昨年以下は、マツダ・アテンザ、日産・ノート、日産リーフ、スズキ・スイフト、日産・フーガとなっている。
日本カーオブザイヤーが、高級車やスポーツカーに与えられることが多いのに対して、 RJCカーオブザイヤーは一般的な価格帯の乗用車に贈られることが多いのが特徴である。
また、RJCカーオブザイヤーは軽自動車が4度受賞しているが事があるが、日本カーオブザイヤーでは軽自動車の受賞は今までに一度も無い。輸入車については日本カーオブザイヤーが2002年から国産車と輸入車を区別せず選考しているがRJCカーオブザイヤーは国産車のみが対象である。(編集担当:久保田雄城)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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