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2日の米株式市場、弱い雇用統計に前向きな兆しもまちまち
2日の米株式市場は、ダウ工業株30種平均が最高値を更新する一方、半導体株安でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が0.80%下落し、まちまちの展開となった。さえない6月の雇用統計はFRBによる利上げ観測を後退させたものの、相場全体を支えるには至らなかった。
2日の米株式市場は、ダウ工業株30種平均が最高値を更新する一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が半導体株に押されて0.80%下落し、まちまちの展開となった。CNBCによると、ヴァンエック半導体ETFは5%超下落した。
一方、ダウ工業株30種平均は1%超上昇し、連休を前に一段と最高値を更新した。S&P500種株価指数はほぼ横ばいだった。
電気自動車(EV)メーカーのテスラも軟調だった。同社が発表した2026年第2四半期の納車台数が市場予想を大きく上回ったにもかかわらず、株価は約7%下落した。
この下落は、四半期ごとの納車台数発表後にみられる最近のパターンを踏襲したものだ。テスラ株は直近3回の納車発表のいずれの後も下落しており、市場が表面的な販売台数を超えて、同社の競争力や財務見通しといった幅広い要素に注目していることを示唆している。
市場全体では、この日の取引序盤、さえない雇用統計を受けてFRBによる利上げの可能性が低下したとの見方から、株価は総じて上昇していた。しかし、半導体株を売る動き(ローテーション)が続いたことで、間もなく再び下落に転じた。
米労働省労働統計局(BLS)が発表した最新データによると、6月の非農業部門雇用者数は予想を大幅に下回る伸びにとどまった。
具体的には、非農業部門雇用者数は5万7000人増と、ダウ・ジョーンズがまとめた市場予想(11万5000人増)の半分にも満たなかった。
一方、失業率は4.2%に低下したものの、前年同期の4.1%をわずかに上回る水準だった。
CNBCによれば、この低下は労働参加率の低下によるもので、労働参加率は0.3ポイント低下して61.5%となり、2021年3月以来の低水準を記録した。
レジャー・接客業は6万1000人の減少となった。BLSは、米国内でワールドカップが開催されているにもかかわらず、季節的な雇用の減少が要因だと説明した。
対照的に、専門・ビジネスサービスは3万6000人増と、同月で最も雇用を増やした。社会福祉は2万5000人増、医療は2万2000人増だった。
投資家は、投資判断を下すため米経済のさまざまな側面を分析している。一方、ケビン・ウォルシュFRB議長は、次回の金利決定に関する指針を示すことは避けたものの、インフレ率が高すぎるとの認識を示し、判断のヒントをにじませた。
ウォルシュ議長は今週、ポルトガルで開かれた欧州中央銀行(ECB)主催のフォーラムでCNBCに対し、「我々は皆、物価の安定を担う立場にある。それが唯一の責務ではないかもしれないが、この数日間に共通して聞かれたのは、AIを巡る問題に対する柔軟な姿勢であり、生産性に対する柔軟な姿勢だった。だが、我々は皆、周囲を見渡し、物価が高すぎることを目の当たりにしてきた」と述べていた。
※この記事はInternational Business Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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