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良品計画、スーパー「オークワ」へ8月末から商品供給 大阪・和歌山の5店に
オークワに供給する主な商品(良品計画発表資料より)[写真拡大]
無印良品を運営する良品計画は、和歌山県和歌山市に本社を置き、近畿と東海地方で約150店を展開するスーパーの「オークワ」に対し、8月末から商品供給を始める。食品や雑貨、台所用品など約900点で、無印良品の店舗が少ない大阪府南部と和歌山県の5店舗を供給対象とする。
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供給する商品は、良品計画が工夫を凝らして開発したオリジナル商品となる。食品では、レトルトカレーやスープ、スキンケア用品では、化粧水やクレンジング、洗顔フォームなどだ。その他、掃除・洗濯用品では、洗濯用ハンガーやバスタオル、台所用品では三層スポンジ、シリコーン調理スプーン、衣服雑貨ではバッグやソックスなどを販売する。
供給開始は、「オークワ岸和田八田店」(大阪府岸和田市)が8月30日、「オークワ泉佐野松風台店」(同泉佐野市)が9月6日、「オークワ六十谷店」(和歌山市)が9月13日、「オークワ海南野上店」(和歌山県海南市)が9月20日、「オークワ箕島店」(同有田市)が9月27日の予定。
良品計画は沖縄、北陸、四国、近畿、東海のスーパー27店に商品供給してきた。オークワとは2006年、オークワが運営する商業施設「ガーデンパーク和歌山」(和歌山市)に出店したのをはじめ、「スーパーセンターオークワ南紀」(和歌山県新宮市)など3店舗でスーパー隣接店として営業している。
大阪府南部の泉州地方や和歌山県は無印良品の店舗が少ない場所で、オークワの店舗に商品供給することで、新規の顧客獲得やユーザーの選択肢を増やすのが狙い。良品計画は引き続き、取扱店舗の拡大も計画している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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