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所沢の西武鉄道車両工場跡、商業施設「エミテラス所沢」が9月24日開業へ
エミテラス所沢の外観(西武リアルティソリューションズなど発表資料より)[写真拡大]
西武グループの不動産会社・西武リアルティソリューションズと住友商事が、埼玉県所沢市の西武鉄道所沢車両工場跡で整備していた広域集客型商業施設「エミテラス所沢」(所沢市東住吉)が完成した。開業日は9月24日で、142店が登場し、施設中央の吹き抜け空間に縦7メートル、横12メートルの国内最大級大型LEDビジョンを備える。
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エミテラス所沢は、西武所沢駅西口の西武鉄道所沢車両工場跡約3万4,000平方メートルに整備された。施設はコンクリート充填鋼管の柱と鉄骨の梁を組み合わせたRCST一部鉄骨7階建て、延べ約12万9,000平方メートル。うち、4万3,000平方メートルが売り場面積で、飲食、物販、サービスの142店が出店する。駐車場、駐輪場は各1,700台分が用意される。
核店舗はスーパーの「サミットストア」、衣料の「ユニクロ」、「H&M」、家電の「ノジマ」、シネマコンプレックスの「T・ジョイ」、アミューズメントの「ナムコ」など。その他の主な出店店舗はドラッグストアの「トモズ」、食物販の「久世福商店」、カフェの「武蔵國珈琲」、「タリーズ」、スポーツシューズの「ニューバランス」、クリニックの「所沢西口眼科」など。
施設中央の吹き抜け空間「センターコート」は、広さ約640平方メートル。国内最大級の大型ビジョンに加え、4基のプロジェクター、11基のムービングライト、25期のスピーカーを設置した。本格的なイベントが開催できるだけでなく、日常的にデジタルコンテンツを楽しめる。
4階には屋内外をシームレスにつなげた広場「そらくもひろば」を置いた。遊具やベンチを配置して幼児の遊び場、休憩場所として利用できる。1階のフードコートは約1,000席。22の店舗が登場し、家族やカップル、友人同士でさまざまな食事ができる。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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