関連記事
WD、メモリ事業を分離
記事提供元:スラド
米半導体大手のウエスタンデジタル(WD)は10月30日、NAND型フラッシュメモリー事業を分離すると発表した。WDは、半導体メモリー事業を旧東芝メモリのキオクシアホールディングスと統合する合意を目指して交渉していたが、間接出資する韓国SKハイニックスの同意が得られず、統合交渉が頓挫していた。このことからメモリー事業の分離を決定したという(日経新聞)。
WDはもともとHDDを製造、のちに半導体メモリー事業に進出したが、事業間の相乗効果が不十分であることが続いていた。WDのCEOであるデービット・ゲックラー氏は、2事業を分離することでWDの株主価値を引き出すことができるとし、キオクシアとの統合交渉についてはあらゆる話し合いが終了したとコメントしている。
スラドのコメントを読む | ビジネス
関連ストーリー:
キオクシアとWDの統合交渉が打ち切り。SKハイニックスの反発が根強く 2023年10月30日
キオクシアとWD、銀行団1.9兆円融資で統合前進。SKの反対が課題 2023年10月24日
キオクシアとWDの半導体メモリー事業が経営統合で最終調整と報じられる 2023年10月16日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク