無印良品、グランフロント大阪の西日本旗艦店を2倍に増床 9月にリニューアルへ

2023年8月2日 06:41

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無印良品グランフロント大阪リニューアルのチラシ(良品計画発表資料より)

無印良品グランフロント大阪リニューアルのチラシ(良品計画発表資料より)[写真拡大]

 無印良品を全国展開する良品計画は、大阪・うめきた地区の複合商業施設「グランフロント大阪」(大阪市北区大深町)にある西日本旗艦店「無印良品グランフロント大阪」を増床し、9月8日にリニューアルオープンする。暮らしに欠かせない食品、衣料品、日用品から住宅やリフォームしたマンションまで無印良品の全商品がそろう。

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 無印良品はグランフロント大阪が開業した2013年から、4階の約2,500平方メートルのフロアで営業してきた。無印良品グランフロント大阪を東京都中央区の「無印良品銀座」と並ぶ旗艦店と位置づけ、今回の増床リニューアルで2、3階にもフロアを設けて売り場面積を約2倍に拡大、関西最大の店舗とする。

 目玉の1つが西日本初となる空間設計事務所の設置。建築士やインテリアコーディネーター、マンション管理士ら住まいについて相談できる専門家を常駐させ、戸建て販売やマンションのリノベーション、部分リフォーム、インテリアプランニングなど来店客の相談を受け付ける。団地をリノベーションしたモデルルームも店舗内に設置する。

 無印良品が設計、デザインした空間を体感できる場所として4階にコワーキングスペース、キッズスペース、打ち合わせスペースを設け、無印良品の商品の使い心地を体感してもらう。コミュニティースペースは収容人員を2倍に拡大し、イベントの定期開催を始める。10月は観光や移住をテーマにしたイベントを企画している。

 店舗内にあるカフェもリニューアルする。店員が座席で注文を取り、商品を運ぶフルサービスに転換するほか、約7割のメニューを大阪府や京都府、兵庫県など近畿地方で採れた食材に切り替え、地元の旬の食材を楽しめるよう工夫する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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