レクサス、「UX300e」を一部改良 2023年春ごろ発売へ

2022年10月15日 15:28

印刷

LEXUS UX300e(プロトタイプ)(画像: トヨタ自動車の発表資料より)

LEXUS UX300e(プロトタイプ)(画像: トヨタ自動車の発表資料より)[写真拡大]

 LEXUS(レクサス)は12日、バッテリーEV「UX300e」の一部改良を発表した。日本での発売は2023年春ごろ予定だ。

【こちらも】レクサス、EVスポーツカーのコンセプトモデルを米国初公開

 「UX」は、2018年11月に初代モデルが登場。2020年10月22日にレクサス初の量産型EVとして「UX300e」が発売された。

 今回の一部改良では、ボディ剛性の向上や、安全運転支援技術の強化、最新マルチメディアの採用、コックピットの利便化など行なわれる。

 ボディ剛性向上では、サイドドアやバックドア周辺のボディ開口部に対し、合わせて20点のスポット溶接打点を追加。剛性が高まるほど、クルマのサスペンションの動きがよくなり、コントロール性能や乗り心地の向上につながる。

 安全運転支援技術であるLexus Safety System+も強化。自転車や夜間歩行者もとらえるプリクラッシュセーフティの対応領域を広めている。ひとつの車線の中央を走り続けられるように運転をサポートする「レーントレーシングアシスト」には、AIを採用した。

 マルチメディアシステムでは、12.3インチのタッチパネルを採用。OTAソフトウェアも更新しており、ユーザーの新しいライフスタイルに役立つしくみとなった。

 運転席内ではシートヒータースイッチの位置を刷新し、充電用USBコネクタ(Type-C)2個をコンソール前方にセット。おくだけ充電スペースの拡張など、利便性を向上させている。

 価格は未発表だ。

関連キーワード

関連記事