GMとホンダが先進技術コラボレーション! 次世代EVの共同開発で合意

2020年4月7日 18:05

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GMが開発したグローバルEVプラットフォーム(画像:General Motors発表資料より)

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 米ゼネラルモーターズ(以下、GM)とホンダの米国法人アメリカン・ホンダモーターは、GMが開発したグローバルEVプラットフォームおよび新型バッテリー「Ultium(アルティウム)」をベースとして、ホンダの新型電気自動車(EV)2車種を共同開発すると発表した。

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 エクステリアおよびインテリアのデザインはホンダが行う。GMの北米工場で生産され、2024年から北米およびカナダで販売が開始される予定だ。

 この共同開発の合意に至る前にも、両社は燃料電池、バッテリーモジュール開発、さらに今年1月にサンフランシスコで披露された自動運転モビリティサービス事業専用車両「Cruise Origin(クルーズオリジン)」の開発など、電動化分野で連携を行ってきた。

 今回、共同開発される2車種には、GMのコネクテッドサービス「OnSter」のセキュリティ・セーフティ機能を「HondaLink」に統合して活用される。また、いくつかの仕様においては、GMの先進運転支援技術も選択できるという。

 GMが開発した新型バッテリー「アルティウム」の特徴は、大容量のパウチ型セルをバッテリーパック内で垂直にも水平にも積み重ねられる点だ。車両のデザインに合わせたバッテリーの搭載を可能とし、蓄電池の容量やレイアウトが思いのままとなる。

 「アルティウム」は、SUVからスポーツカーまで幅広いジャンルで開発可能な容量を持っており、様々な車種を開発できる柔軟性も持ち合わせているため、今後の車両開発が非常に楽しみだ。GMでは、2020年よりシボレーやキャデラックなど、全ブランドでの新型EV発表も予定している。

 これまでは、それぞれのメーカーが独自にクルマを開発して世に送り出してきた。しかし今後は、これまでライバルとして競争していたメーカー同士が協力し、次世代技術を投入した次世代自動化EVカーが登場してくるだろう。

 4月から自動運転レベル3が解禁されたことで、メーカー同士の共同開発がさらに加速するだろう。そして近未来には、異業種が自動車メーカーと手を組み、より安全で快適なクルマが登場する日も近いかもしれない。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

関連キーワード本田技研工業電気自動車アメリカコラボレーションGeneral Motors(GM)

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