東京メトロとJR東日本、環境活動紹介のイベントを上野駅で開催

2018年11月29日 18:59

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 東京メトロとJR東日本は、12月7日と8日の2日間、JR東日本の上野駅中央改札口前グランドコンコースにて、サスティナブル(持続可能)社会の実現に向け取り組んでいる環境活動などについて、両社の取り組みを紹介する展示イベントを開催する。

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 運輸部門において二酸化炭素量の排出割合が輸送量の占める割合に比較して低い鉄道だが、「環境の取り組み点~みんなを運ぶ、未来へつなぐ。エコレールウェイ~」と題して行われるイベントでは、地球に優しく、さらなるサスティナブル社会への貢献を目指す両社の取り組みを、パネルやジオラマなどを用いて紹介する。

 パネル展示コーナーでは、両社のリサイクルや再生可能エネルギー、あるいは駅や車両における環境への取り組みを紹介。また、「02系丸の内線とE235系山手線・E5系新幹線が走るジオラマコーナー」では、それぞれの車両が走るジオラマを実際に動かしながら、両社の環境の取り組みを学ぶことができる仕掛けが用意されている。

 週末のイベントとあって、子どもがよろこぶコーナーも用意した。1000系銀座線とE5系新幹線を背景にして、両社の子ども制服を着ての記念撮影も楽しめるというものだ。時間帯によってはサプライズとして両社の人気キャラクターが登場するかもしれない。

 会場ではアンケートも実施し、数量限定ながら、アンケート回答者にはオリジナルノベルティもプレゼントする予定。環境問題やエコにちなみ、森を守るため、間伐材から作られた木糸(もくいと)とオーガニック・コットンを織り込んだ天然素材の”木糸ハンカチ”には、1000系銀座線とE5系新幹線が刺繍されている。

 イベント会場では2020年の東京五輪・パラリンピックで使用するメダルを、使用済携帯電話などをはじめとする小型家電から製作する国民参画型プロジェクト「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」に協力し、回収ボックスを用意、使わなくなった小型家電の寄付を呼びかける。(記事:M_imai・記事一覧を見る

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