ジャガー初のEV「I-PACE」発売開始!どんなクルマ?

2018年9月29日 11:23

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「I-PACE」(画像: ジャガー・ランドローバー・ジャパンの発表資料より)

「I-PACE」(画像: ジャガー・ランドローバー・ジャパンの発表資料より)[写真拡大]

  • (画像: ジャガー・ランドローバー・ジャパンの発表資料より)
  • インテリア(画像: ジャガー・ランドローバー・ジャパンの発表資料より)
  • インテリア(画像: ジャガー・ランドローバー・ジャパンの発表資料より)
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  • (画像はジャガーウェブカタログ「I-PACE」ギャラリーより)
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 ジャガー初の100%EVとなる、「I-PACE(アイ・ペイス)」の受注が9月26日より開始した。「I-PACE」は、スタイリッシュで優れたパフォーマンス発揮する、これまでのEVにはないジャガーらしさ満載のモデルである。価格は959万円からとなっており、電動プレミアムSUVとしてのジャガーの新しいチャレンジとなる。

【こちらも】ジャガー、「XJ」2019年モデルの受注開始 50周年記念の特別仕様車も

■「I-PACE」のエクステリア

 「I-PACE」のエクステリアデザインは、SUVでありながらも低めのキャビンをもち、フロントグリルやマトリックスLEDヘッドライトなど、最新の装備を備えながら、ジャガー伝統のデザインも取り入れたものとなっている。

 また、フロントバンパー開口部の「アクティブ・ベーン」は、ボンネットスクープからフロントスクリーン、そしてルーフにかけて気流を作りだして空気抵抗を減らし、さらにバッテリー冷却のために必要な空気を流す効果がある。

■「I-PACE」のインテリア

 「I-PACE」のインテイアは、ジャガーらしい美しい手作業の仕上げなどで優雅な雰囲気が漂う。居住空間は、ヘッドルーム、リアのレッグルームともにひとクラス上の広さ。そして、大容量の「ストレージ・コンパートメント」を備えるなど使い勝手にも配慮している。

 また、ラゲッジスペースは、後部シート使用時で656L、後部シートを倒すことで1,453Lまで拡大することが可能になる。さらに、リアシートの下のスペースや、フロントにも27Lの収納を設けるなど、SUVとしての収納能力と機能性も備えている。

■「I-PACE」の走行性能

 EVのキモである満充電からの航続距離は、90kWhのリチウムイオン・バッテリーを搭載ししたことなどで、WLTPモード470kmとなっている。また、充電はチャデモ規格の急速充電に対応し、80%までの充電には最短で約40分、そしてAC普通充電の場合は、約10時間で充電が完了する。

 さらに、動力性能においては、モーターを前/後にそれぞれ各1基ずつ配置し、最高速度200㎞/h、0-100km/h加速4.8秒を発揮する俊足をもち、また「シングルペダル・ドライビング」などを実現するテクノロジーで、スポーツドライビングをも可能にするパフォーマンスが楽しめる。

■「I-PACE」のグレード構成と価格

「I-PACE」の グレード構成は、エントリーモデルの「I-PACE S」、装備がより充実した「I-PACE SE」、最上級グレードの「I-PACE HSE」という3グレードとなっている。メーカー希望小売価格(消費税8%込み)は次の通り。

・I-PACE S: 959万円
・I-PACE SE: 1,064万円
・I-PACE HSE: 1,162万円
・I-PACE FIRST EDITION: 1,312万円

主要スペック
・全長×全幅×全高: 4,682mm×2,011mm×1,565mm
・ホイールベース: 2,990mm
・最高出力: 294kW/400PS
・最大トルク: 696Nm
・最高速度: 200㎞/h
・0-100km/h加速: 4.8秒
・航続距離(WLTPモード): 470㎞(記事:田中秀雄・記事一覧を見る

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