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トヨタ、自動運転EV「e-Palette Concept」を発表 アマゾンなどと連携
「e-Palette Concept」(画像: トヨタ自動車の発表資料より)[写真拡大]
トヨタの自動運転車開発の躍進は止まらない。トヨタ自動車は、アメリカのラスベガスで12日まで開催している技術の見本市「2018 International CES(Consumer Electronics)」で商用電気自動車の試作車「e-Palette Concept(イーパレット コンセプト)」を発表した。
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今後は2020年の東京オリンピック・パラリンピックでも移動サービスを提供する予定だ。
イーパレットは全長4.8メートルの中型サイズの電気自動車。床が低く、バリアフリーデザインの箱型となっているため乗り降りもしやすい。最大20人の立ち乗りが可能となっており、通勤や高齢者の移動支援、物販や物流など幅広い用途で使用できる。使用例を挙げると、広い車内を生かしたキッチンカー、インターネット通販の商品を配達してその場で試着、相乗りタクシーなど様々だ。今後増えていくと予想されているフリーランスには「動くオフィス」として活用できる可能性もあり、「旅をしながら働く」というスタイルもイーパレットが実現してくれるかもしれない。
東京オリンピック・パラリンピックでお披露目した後にはアメリカで世界的な大企業と連携して実証実験を行う。実験に向けて提携する企業は、大手通販会社Amazon、米ピザハット、大手配車サービスのウーバー・テクノロジーズと中国のライドシェア企業の滴滴出行(ディディチューシン)、日本のマツダの計5社。実験ではネット通販での顧客への商品配送や、マイカーを利用して有料で送迎を行うライドシェアを検討している。
イーパレットの登場で、電気自動車と自動運転のもたらす未来はより明るいものとなるかもしれない。
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