ゆめタウンが愛媛県初出店へ、四国中央市のSC跡に2027年春

2026年4月10日 14:42

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ゆめタウン四国中央の開業イメージ(イズミ発表資料より)

ゆめタウン四国中央の開業イメージ(イズミ発表資料より)[写真拡大]

 ショッピングセンター「ゆめタウン」を運営するイズミは、愛媛県四国中央市で2027年春、「ゆめタウン四国中央(仮称)」(四国中央市妻鳥町)を出店する。四国には香川県に3カ所、徳島県に1カ所展開しているが、愛媛県進出は初めて。今後、愛媛県への本格進出も視野に入れているとみられる。

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 ゆめタウン四国中央の進出場所は、2024年に閉店したショッピングセンター「フジグラン川之江」跡地約4万5,000平方メートル。市中心部のJR川之江駅から車で8分の国道192号沿いに位置する。

 施設は延べ面積が約2万7,000平方メートル。出店予定のテナントは明らかになっていないが、地域初出店を含む約40の専門店が出店し、約1,000台分の駐車場を用意する。

 イズミは広島市に本社を置き、中国地方を中心にショッピングセンターやスーパーを出店している。四国には香川、徳島に計4店のゆめタウンを展開するほか、徳島県美馬市に本社を置くスーパー・デイリーマートをグループ会社化して5店舗営業し、香川県高松市のスーパー・マルヨシセンターと資本業務提携している。

 愛媛県はフジグランを運営するフジの本拠地。フジはイオングループ入りしてマックスバリュ西日本と合併、本社を愛媛県松山市から広島市へ移し、中国地方への出店を強化する方針。イズミの愛媛県進出にはこれに対抗する思惑もうかがえる。

 四国中央市にはイオングループのイオンタウン川之江、アイランド三島というショッピングセンターがあるものの、買い物客の多くが同じ東予地方の愛媛県新居浜市や香川県西部に流出している。市の人口は約7万6,000人と少なく、高齢化率も全国平均を上回る30%以上になって個人消費に陰りが見えるだけに、販売競争がし烈となりそうだ。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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