日産「NX8」、中国で発売 EVとREEVでSUV強化

2026年4月10日 17:17

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(画像:日産発表資料より)

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 日産自動車と東風日産乗用車公司は8日、新型EV SUV「NX8」を中国で発売した。ミドルクラスSUVとして開発され、EVとレンジエクステンダーの2種類のパワートレインを用意し、多様な需要に対応する。

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 価格は15.99万元から20.99万元で設定した。EVモデルは同日発売し、レンジエクステンダー仕様は5月中下旬から順次投入する計画だ。

■2種類の電動パワートレイン

 NX8はEVとレンジエクステンダー(REEV)の2方式を設定する。EVは最大650kmの航続距離を持ち、800Vの急速充電に対応し、6分で約300km分の充電が可能だ。

 REEVはEV走行距離310km、総合航続距離1450kmを実現した。燃費は4.51L/100kmとし、長距離移動にも対応する設計とした。

■快適性と室内空間を強化

 室内は後席室内高1285mmを確保し、広い居住性を実現した。ラゲッジ容量は773Lで、最大35個のスーツケース収納に対応する。

 車載冷温庫や後席電動リクライニングシート、AIゼログラビティシートなどを採用した。ペット保護モードも備え、家族全員の快適性を重視した構成とした。

■先進装備と安全性能

 15.6インチのデュアルディスプレイや「NISSAN OS 2.0」を搭載した。AI音声アシスタントや自動駐車支援機能も備え、利便性を高めている。

 安全面ではバッテリーを含む多層防護構造を採用した。146項目の安全試験をクリアしたバッテリーや運転支援機能により、安全性と安心感を確保する。

■中国EV市場での商品戦略

 中国では電動SUVの需要が拡大している。NX8はセダンのN6、N7に続くシリーズ第3弾として投入され、SUV領域の強化を担う。

 幅広い電動パワートレインと装備を標準化することで、価格と機能のバランスを重視したモデルと位置付けられる。日産は現地ニーズに合わせた商品展開により、中国市場での競争力強化を図る。

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