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エーザイとシスメックス、認知症の診断薬開発で契約締結
エーザイとシスメックスは15日、認知症に関する新たな診断薬を開発するために非独占的包括契約を締結したことを発表した。
アルツハイマー型認知症の診断は、脳画像検査や脳脊髄液検査などにより行われるが検査施設が少ないことが課題。高額な費用や患者の体への負担の大きさも指摘されている。そのため、安価で簡便、かつ患者の体に負担の少ない診断技術と診断薬の開発が求められている。
両社は、認知症の早期診断や治療法の選択、治療効果の定期的確認が可能になる次世代診断薬の開発を目指す。診断薬の開発は、エーザイの協力のもとシスメックスが行う。承認取得後はシスメックスが全世界で独占的に販売する。エーザイは、開発・販売の進捗にともなう収入、および売上高に応じたロイヤルティーを受け取るとともに、認知症分野の新薬研究・開発に次世代診断薬を活用する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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