バンドー化学、22億円投資しベルト製品生産ラインを刷新

2015年5月15日 23:08

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コンベヤベルトの主力工場「加古川工場」(バンドー化学の発表資料より)

コンベヤベルトの主力工場「加古川工場」(バンドー化学の発表資料より)[写真拡大]

  • ウレタンベルトを製造する「足利工場」(バンドー化学の発表資料より)

 バンドー化学は15日、国内工場で主力のベルト製品の生産ラインを刷新し、製法革新に着手することにしたと発表した。

 これは、同社の中長期経営計画"Breakthroughs for the future"(未来への躍進)の第1ステージ(2013年度~2017年度)に向け、指針の1つである「ものづくりの進化」のもと、品質を向上するとともに、生産性の飛躍的な向上を図り、グローバル競争力の強化に向けたもの。

 このため、加古川工場(兵庫県加古川市)のコンベヤベルト生産ライン刷新を行う。総投資額は約20億円を予定し、今年度は第1次投資として約8億円規模の設備投資をする見込みである。新生産ラインは2016年1月に稼働する予定となっている。

 また、足利工場(栃木県足利市)のポリウレタン製の精密ベルト生産ライン刷新を行う。約2億円規模の設備投資を行い、新生産ラインを10月に稼働する予定である。

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