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テスラのAI転換表明で、新たな時代到来か!?

オプティマスのイメージ。(c) Tesla[写真拡大]
●テスラがロボティクス転換とxAI買収を発表
米国のEV(電気自動車)大手テスラが、高級車であるモデルSとモデルXの製造を終了し、製造施設をヒューマロイドロボットの「オプティマス」に転換する発表した。
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テスラは、年間売上高が初の減少となったことを報告した直後にAI転換を示唆したことで、市場では好感され、株価も3%超上昇した。
2月2日にはイーロン・マスク氏が率いるスペースXがAI(人工知能)開発企業のxAIを買収することを発表した。報道によると買収金額は約39兆円となる見通しである。
EV事業に陰りが見える中、EVからあっさりAI事業に転換しようとしている、マスク氏の目論見とは何だろうか?
●テスラの明暗を握るオプティマスとxAIとは?
2022年9月にマスク氏が人型ロボット(ヒューマロイド)「オプティマス」を発表し、オフィスや工場で荷物を運んだり、花に水をやる姿などが公開された。
量産ができるようになれば、2万ドル(290万円)以下での販売を目指すとしていた。
今回の発表では、カリフォルニア工場で年間100万体の製造を目標としている。
xAIはマスク氏が2023年に設立したAI企業で、OpenAIに対抗し、「宇宙の真実を理解すること」を目標に掲げている。
生成AIチャットボット「Grok」や、SNSのX(旧Twittr)を運営している。
●危険な賭け?
設備投資を2倍以上に増やし、過去最高の200億ドル超(約3兆1000億円)を投資すると発表している。スペースXの上場も視野に入れていると思われる。将来的にAIに必要不可欠なデータセンターを宇宙で構築する狙いがある。
EVに陰りが見えているとはいえ、テスラの売上は、EVが70%を占めており、AI事業を収益化するまでの資金繰りに耐えられるかという疑問もある。
自動車事業でも、ハンドルもペダルもない完全自動運転車「Cybercab」の生産を4月までに開始することも目指している。
オプティマスのような人型ロボットにも、自動運転にも厳しい規制があり、完成しても実用化までにも大きなハードルがある。
現時点では、まだまだ完成も実用化にも時間がかかることを性急に進めている感は否めず、株価も期待だけが先行している状況だ。(記事:森泰隆・記事一覧を見る)
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