「ららぽーとTOKYO-BAY」北館建て替え、1期工事区画が10月31日オープンへ

2025年9月17日 08:35

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北館1期区画の外観(三井不動産発表資料より)

北館1期区画の外観(三井不動産発表資料より)[写真拡大]

  • 3階フードコートの入口イメージ
  • 建物配置図

 三井不動産は、1期と2期に分けて段階的に建て替えを進めている「三井ショッピングパークららぽーとTOKYO-BAY」北館(千葉県船橋市浜町)で、1期工事区画を10月31日にオープンする。国内最大のフードゾーンが新設されるほか、飲食、物販の96店が集まる。

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 建て替えられる北館は、鉄骨3階建て延べ約10万3,000平方メートル。これまでの2階建てからスケールアップし、売り場面積も1万5000平方メートル増の約6万平方メートルになる。ららぽーとTOKYO-BAYは国内最大の商業施設だが、建て替え完了により、全体で延べ床面積約43万2,000平方メートル、売り場面積約16万6,000平方メートルに広がる。

 1期工事区画最大の目玉は、3階に新設される大型フードゾーン。フードコートとレストランゾーンが一体となった場所で、フードコート20店とレストラン18店の計38店が出店する。座席は1,400。これにより、ららぽーとTOKYO-BAY全体のフードコート座席数は国内最大の2,500席になる。

 北館1期区画のオープンに合わせて南船橋地区のまちづくりに協力し、南側の多目的アリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY」との間にブリッジを新設して回遊性を高めるとともに、南館と西館にアリーナと連携したポップアップスペースを開設する。

 ららぽーとTOKYO-BAYは、1981年にららぽーとの1号店として、「ららぽーと船橋ショッピングセンター」の名で開業した。現在は北館、西館、南館を持ち、国内最大規模の約440店が出店、年間約2,500万人が訪れている。

 北館の建て替えは1、2期に分けて進める計画で、1期区画が2023年から北館を一時休館したうえで、2024年から建て替え工事に入っていた。2期区画は10月から一時休館して建て替えの準備に入る予定。出店する店舗数や着工・開業時期は決まっていない。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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