イオンモール伊丹、3月から大規模リニューアル 新規13店含む32店が順次登場へ

2025年2月19日 09:49

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フードフォレストのオープンイメージ(イオンモール発表資料より)

フードフォレストのオープンイメージ(イオンモール発表資料より)[写真拡大]

 イオンモールは3月から今秋にかけ、兵庫県伊丹市の「イオンモール伊丹」(伊丹市藤ノ木)を大規模リニューアルする。来店客から要望が多かった上質な食や高感度ファッションを中心に新規出店13店を含む32店が順次登場する。

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 イオンモール伊丹はJR伊丹駅東口からすぐ東の猪名川沿いにあり、川を挟んで伊丹空港と向き合っている。施設は2002年にオープンした延べ床面積約15万2,000平方メートル。総賃貸面積約5万7,000平方メートルで、スーパーの「イオンスタイル伊丹」を核店舗にシネマコンプレックスの「TOHOシネマズ」、ファストファッションの「ユニクロ」、おもちゃの「トイザらス」、「ベビーザらス」など約150店が営業している。

 新規出店は、兵庫県初出店となる人気ファッションセレクトショップの「ジェオグラフィー」、「ユニオンステーションバイメンズビギ」、食の専門店「久世福商店」、スーパーの「成城石井」、総合ホビーショップの「ふるいち」、ピラティススタジオの「リントスル」など。他にオンワード商品をそろえる「オンワードクローゼットセレクト」が売り場を拡大する。

 館内の床はカーペットからセラミックタイルに張り替え、ベビーカーや車いすが走行しやすくする。2、3階は天然石調のタイルでラグジュアリー空間の雰囲気を見せる。照明器具の増設で館内の明るさを高めるとともに、共用通路に生木の植栽を置き、自然を感じられる空間とする。

 フードコートは「フードフォレスト」に名称を変更し、座席を約80席増やして約900席に拡大。テラス席に人工芝を敷き詰めるほか、キッズエリアを「スカイダイニング」と改称し、離乳食テーブルを新設する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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