関連記事
JR南与野駅西口の商業施設「Kaya-Machi」、8月31日にグランドオープンへ
グランドオープンするKaya-Machi(ジェイアール東日本都市開発発表資料より)[写真拡大]
JR東日本グループのジェイアール東日本都市開発は、さいたま市中央区のJR埼京線南与野駅西口で、地域密着型商業施設「Kaya-Machi(かやまち)」(中央区鈴谷)の第1期開発店舗が全店開業することになったのに伴い、8月31日から9月1日にオープニングイベントを開催して施設をグランドオープンする。
【こちらも】神戸の「北野工房のまち」跡、食の複合施設「神戸北野ノスタ」が11月開業へ
Kaya-Machiは、南与野駅西口から歩いて3分の約1,000平方メートルの敷地に建設された、木造平屋建て約400平方メートル。西口で進む土地区画整理事業に合わせて、ジェイアール東日本都市開発が整備した。名称は南与野駅近くにあり、旧与野市のシンボルとなっていた「与野の大カヤ」にちなんでいる。
敷地内に地域の人たちが集い、キッチンカーなどが随時出店する「かやまち広場」を設置し、埼玉県にゆかりがある飲食店舗などが出店している。出店店舗は洋菓子の「ロタンティック」、ピザの「シンカ」、大衆酒場の「レトロ理論」、割烹バルの「あ晴れ」、カフェの「ドトールコーヒー」。ジェイアール東日本都市開発は引き続き、段階的にKaya-Machiの開発を続ける方針。
オープニングセレモニーはNPO法人彩の国地域活性化協会の協力を得て、敷地内のマルシェ会場にスイーツの「Mnico kitchen」、手作りアクセサリーの「ホワイトウイッチ」、無農薬野菜の「Seijo Bio」、似顔絵の「しなりお堂」、盆栽の「丸園」など飲食、物販のキッチンカー2台とテント6ブースが出店する。
旧与野市は、2001年の旧浦和市、旧大宮市との合併でさいたま市となり、中央区を構成している。県庁所在地だった旧浦和市、鉄道の結節点として発展した旧大宮市に比べ、開発が遅れていたが、南与野駅周辺ではさいたま市発足後、ジェイアール東日本都市開発が駅ビルや医療モールを整備している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
スポンサードリンク