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イトーヨーカドー東大和店、地域密着型SC「リコパ東大和」に 2024年冬第1期開業へ
イトーヨーカドー東大和店を改装するメゾン棟の開業イメージ(ヒューリック発表資料より)[写真拡大]
ヒューリックは、イトーヨーカ堂、セブン&アイ・クリエイトリンクと協業して、東京都東大和市のイトーヨーカドー東大和店をリニューアルし、新しい地域密着型ショッピングセンター(SC)「LICOPA(リコパ)東大和」(東大和市桜が丘)として2024年冬に第1期開業する。さらに新棟を建設し、2025年秋ごろにグランドオープンを予定している。
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リコパ東大和は、イトーヨーカドー東大和店をリニューアルするメゾン棟と、立体駐車場を解体して建設するテラス棟で構成する。メゾン棟は、鉄骨鉄筋コンクリート5階建て延べ約4万7,000平方メートル、テラス棟は鉄骨2階建て延べ約3,000平方メートル。うち、売り場面積はメゾン棟約1万6,000平方メートル、テラス棟約2,800平方メートルとなる。
出店するのは、メゾン棟33店、テラス棟10店。メゾン棟1階はイトーヨーカ堂が運営するスーパー、イトーヨーカ堂とアダストリアが協業して3月に先行オープンしたライフスタイルブランド「ファウンドグッド」、ゆったりと過ごせるフードコートなどが登場する。メゾン棟2階はファッション、雑貨、家電、書籍などの大型物販店が出店する予定だ。
イトーヨーカドー東大和店は、多くの売り場やテナントが1月で一斉に閉店した。現在は営業を続けながら、順次改装を進めている。
ヒューリックは2021年、横浜市鶴見区のイトーヨーカドー鶴見店を改装し、ショッピングセンターの「リコパ鶴見」をオープンしたのを手始めに、2024年3月には川崎市川崎区でイトーヨーカドー川崎店の駐車場に「リコパ川崎」を整備。イトーヨーカドーとリコパの2施設が相互送客などで連携している。いずれもイトーヨーカドーの店舗にテコ入れした格好になる。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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