イオンのSC「そよら」が三重初出店、白子ショッピングタウンサンズ跡で3月開業

2024年2月21日 09:12

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そよら鈴鹿白子のオープンイメージ(イオンリテール発表資料より)

そよら鈴鹿白子のオープンイメージ(イオンリテール発表資料より)[写真拡大]

 イオンリテールは、都市型ショッピングセンター(SC)「そよら鈴鹿白子」(三重県鈴鹿市白子駅前)を、3月28日にオープンする。「そよら」の三重県出店はこれが初めてで、進出場所は白子ショッピングタウンサンズ跡地。都市部の日常生活に便利な商品を集め、地域に根差した店舗を目指す。

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 そよら鈴鹿白子の建設場所は、近鉄名古屋線の白子駅から歩いて3分、近くを国道23号や県道四日市楠鈴鹿線が通る交通の要衝。施設は約2万2,000平方メートルの敷地に整備されている、2階建て延べ約1万1,000平方メートル。スーパーの「イオンスタイル鈴鹿白子」を核店舗に、11の専門店が入る。駐車場は約290台分を用意する。

 出店する専門店は、三重県初となる焼き菓子の「バタリー」、ラーメン・たこ焼きの「スガキヤ・たこ寿」、アミューズメントの「NICOPA」、フィットネスの「カーブス」、100円ショップの「キャンドゥ」、クリニックの「ともファミリー歯科・矯正歯科」など。

 1階のエントランス前に芝生広場を設けて来店客に憩いの場所、コミュニティー空間として利用してもらうほか、各種イベントに活用する。4月1日からはコミュニティーバスの運行を再開し、そよら鈴鹿白子から鈴鹿市内のイオンモール鈴鹿までの間に47の停留所を開設する。さらに、津波発生時の緊急避難場所としての機能も持たせる。

 白子ショッピングタウンサンズは1975年、ジャスコ白子店として開業。1989年に白子ショッピングタウンサンズに名称を変更、イオン白子店を核店舗とする売り場面積約1万4,000平方メートルの大型SCとして地域の人たちに親しまれていた。しかし施設が老朽化したこともあり、2021年2月で閉店した。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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