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名古屋の中日ビル、4月23日全面開業 ホテル・飲食・物販店など約90店登場へ
新しい中日ビルの外観(中部日本ビルディングなど発表資料より)[写真拡大]
中部日本ビルディングと中日新聞社が名古屋市の栄地区で建て替えしていた中日ビル(名古屋市中区栄)が、4月23日に全面開業する。「ザロイヤルパークホテルアイコニック名古屋」、カフェの「ブルーボトルコーヒー」など約90店が入居、高さ158メートルのランドマークタワーに生まれ変わる。
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新しい中日ビルは地下5階、地上33階建て延べ約11万7,000平方メートル。名古屋を代表する繁華街・栄地区のほぼ中央に当たる久屋大通と広小路通が交差する旧中日ビル跡地約6,900平方メートルに整備された。
地下1階から地上4階までに飲食・物販店舗が入る。主な店舗は名古屋初出店となるブルーボトルコーヒーのほか、大阪で人気のレストラン「パンカラト」、ドラッグストアの「マツモトキヨシ」、食のセレクトショップ「わくわく広場」、香水の「モルトンブラウン」、生活雑貨の「中川政七商店」、アウトドア用品の「モンベル」など。
4~5階にカルチャーセンターの「中日文化センター」、5階に長野県、沖縄県など1道14県の特産品や伝統工芸品などを紹介する「全国物産観光センター」、6階に「中日ホール」、9~22階にオフィス、7階と24~32階にザロイヤルパークホテルアイコニック名古屋が入居する。このうち、ザロイヤルパークホテルアイコニック名古屋は2月20日、中日ホールは3月29日に先行オープンを予定している。
旧中日ビルは1966年、商業施設や結婚式場、劇場などを備えた地上12階建ての複合施設として開業し、栄地区のにぎわいに貢献してきたが、建て替えのために2019年に閉館した。跡地では2021年から新しい中日ビルの建設工事が進められ、工事自体は2023年7月に完成している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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