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スズキ、新型「アルト」発表 12月22日発売
スズキ・アルト HYBRID X(画像: スズキ発表資料より)[写真拡大]
スズキは10日、軽自動車「アルト」をフルモデルチェンジし、12月22日に発売すると発表した。派生モデルも含めて長年活躍を続けたアルトシリーズが、新たなステージに踏み出す。
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アルトは1979年5月に初代が登場。軽自動車特有の経済効率の高さに加え、容易なコントロールや高い実用性などから、街乗りとして人気を得ている。国内での累計販売台数は、約526万台を誇る。
今回登場する新型では、エクステリア、インテリア、スペックなどを全面的に見直している。エクステリアはヘッドライトの形状変化をはじめ、愛着を持たれるようなデザインに一新。全高や室内サイズを拡大させた他、フロントドア開口部も高くして、乗り降りしやすくなった。
インテリアでは、ガラスエリア拡大で運転席からの視野が広くなっている。インパネでは収納スペースがドライバーから手が届きやすいように、豊富なレイアウトに仕立てた。
国内のスズキ車では初めてとなる7インチディスプレイオーディオも登場。全方位モニターやバックアイカメラの映像を出せるなど、車両や交通情報をキャッチしやすくなっている。他にもスマートフォンとの連携など豊富な機能性が見どころだ。
安全面では夜間の歩行者検知が可能なデュアルカメラブレーキサポートを含む「スズキ セーフティ サポート」、6エアバッグなどを全車に標準装備。全方位モニター用カメラ装着車には、すれ違い支援機能を与えてすれ違い時の自動車の接触を防ぐなど、安全対策にも抜かりがない。
スペックは低燃費やスムーズな走りにつながるようにエンジンを設計。R06A型エンジンとエネチャージの組み合わせだけでなく、R06D型エンジンのマイルドハイブリッド仕様も選べる。軽量かつ高剛性のプラットフォームである「HEARTECT(ハーテクト)」をベースにしており、軽自動車らしい操縦安定性や乗り心地につなげているという。
メーカー希望小売価格は、94万3800円~137万9400円(消費税込)。
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