東京・日本橋1丁目再開発、商業・ホテル・オフィスなどの大規模複合施設に着工

2021年12月8日 07:59

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東京・日本橋一丁目再開発の完成イメージ(三井不動産発表資料より)

東京・日本橋一丁目再開発の完成イメージ(三井不動産発表資料より)[写真拡大]

  • 日本橋川沿い低層部外観イメージ(右からA街区、B街区)(三井不動産発表資料より)

 東京都中央区の日本橋一丁目中地区市街地再開発組合は、商業施設やホテル、オフィスなどで構成する大規模複合施設に着工した。組合員で組合の事務局を務める三井不動産、野村不動産が7日、明らかにしたもので、全体完成は2026年3月末の予定。都心最大規模の大型ホールや緑たっぷりの屋外テラスも備え、日本橋の新たな名所となりそうだ。

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 プロジェクトは日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業。約3ヘクトールの区域内をA、B、Cの3街区に分けて開発する。江戸時代から五街道の起点として栄えた歴史と、多くの商業施設、企業が集積した日本橋にふさわしい施設の建設を狙いとする。

 A街区は地下1階、地上4階建て延べ約5,100平方メートルの施設を建設、業務施設と商業施設が入る。昭和初期の1930年に完成し、中央区から有形文化財に指定されている日本橋野村ビル旧館の風格あふれる外観を保存活用し、伝統と歴史を強調した外観にする。

 B街区の施設は地下2階、地上7階建て延べ約6,500平方メートルで、A街区と一体化した外観にし、3階のデッキでC街区と接続する。商業施設と住宅が入り、日本橋川沿いににぎわいを創出できる商業空間を目指す。

 C街区は地下5階、地上52階、高さ284メートルのメインタワーを建設する。地下1階から地上4階に商業施設、5~8階に約3,000人収容の大型ホールなどコンベンション施設とビジネス支援施設が入る。10~20階、22~38階はオフィス。39~47階には米ホテル大手のヒルトンが運営するラグジュアリーホテル「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」(全197室)、48~51階にはコンシェルジュサービスを備えた約100戸の住居が入る。

 コンベンション施設やオフィス街には緑で彩った屋外テラスを設ける予定で、地域の象徴・日本橋や東京スカイツリーを望むことができる。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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