サンストリート亀戸跡に新商業施設「KAMEIDO CLOCK」、2022年4月末開業へ

2021年12月1日 07:38

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KAMEIDO CLOCKの完成イメージ(野村不動産ホールディングス発表資料より)

KAMEIDO CLOCKの完成イメージ(野村不動産ホールディングス発表資料より)[写真拡大]

 野村不動産、野村不動産コマースが東京都江東区亀戸の商業施設「サンストリート亀戸」跡で整備している新商業施設が2022年4月末に開業する。名称は「KAMEIDO CLOCK(カメイドクロック)」で、野村不動産グループの旗艦商業施設となる。大型店舗を中心に135の専門店が出店するほか、地域共生を目指してコミュニティスペースも開設する。

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 KAMEIDO CLOCKは鉄骨一部鉄筋コンクリート地下1階、地上6階建て延べ約5万8,000平方メートル。約300台分の駐車場と約1,200台分の駐輪場を備える。名称には地域の人たちとともに亀戸の記憶を紡ぎ、新しい時を刻む生活創造拠点とする思いを込めた。

 主な出店店舗はスーパーの「ライフ」、ファッションの「ユニクロ」、「ジーユー」、総合スポーツショップの「スポーツDEPO」、アウトドア用品の「アルペンアウトドアーズ」、総合家電の「コジマ×ビックカメラ」、インテリア雑貨の「デコホーム」、書籍の「TSUTAYA BOOKSTORE」など。内科、皮膚科、小児科、眼科、脳神経外科、歯科に対応した総合クリニックモール「ドクターズスクエア」も登場する。

 食品売り場はライフを中心に26の専門店が集結し、「カメクロマルシェ」として地域ナンバーワンの食市場を目指す。1階の路面沿いには昭和の名残を残した下町らしい「カメクロ横丁」を設け、個性あふれる飲食店7店が顔を出す。フードコートは座席数約540で、隣接して子どもたちの遊び場「キッズパーク」を設ける。

 亀戸駅側の敷地には「カメクロプラザ」と命名したスペースを設置、イベント会場として活用するほか、広さ約3,400平方メートルの広場を「カメクロステージ」と命名し、地域のイベントを開く。屋内の吹き抜け空間にも「カメクロコート」と名づけた広場を開設、大型ビジョンを設置したコミュニティ広場として利用する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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